「友達もいなくてぼっちハブ状態のバイトがつらい」

作業に集中する

なぜたこさんが辛い気持ちになってしまうのか考えてみました。

・誰かとペアになって作業しなくてはならない
・分からないことを質問できる人がいないからとても不安だ
・自分から話しかけられない、人見知りしてしまう
・休憩も1人で寂しい心細い
・みんなに「あの子1人なんだ」と思われている気がする

このような感じでしょうか。

冒頭でお伝えしたのですが、私はバイトで1人でも気にしないタイプなので、友達がいないバイトの日は黙々と作業に集中します。

質問文に「年末年始のアルバイト」とありました。ということは、長く勤めないんですもんね。
そこで友達・仲間を作らなくてはならない義務や目標もありません。

ペアになって行わなくてはならない状況であれば、同じく1人の方と軽く挨拶を交わし一緒に作業すればいいと割り切るだけです。

それでも困ることと言えば、分からないことが出てきた時ですね。
同じアルバイトに話かけるのが気まずいのなら、社員の方、現場を仕切っている上司の方に直接質問しましょう。
常識ある方なら優しく教えてくれます。

日雇いバイトでの経験

私も若い時に、バイトを掛け持ちしていて、日雇いバイトの経験もあります。
日雇いバイトでは、お菓子の工場や製本所など、色々な職場に行ったのですが、男性バイトの中に女性1人ということもありました。
ある工場に行った時は女子トイレがなく、男性と同じトイレを使用しなくてはならなかった時には「働く環境って本当に大切だな。日雇いでよかった。」としみじみ思いました。

日雇いで学んだことはたくさんあって、色々な仕事に少し携われたことは貴重な経験でした。
短期のバイトに向かう私の姿勢は以下の3つです。

1. 稼ぐためのバイト
2. 与えられた作業にひたすら集中する(実際、お菓子のおまけの箱を何時間も無言で組み立てていた)
3. 環境に不満があっても数日間の我慢

ですから別に話す人がいなくても気にならなかったのです。

「ひとり」を鍛える

たこさん、年末年始だけのアルバイトに限らず、これから長期のアルバイトや将来的には会社に勤めることになりますよね。
習い事をはじめる時もそうです。

学生時代とは異なり、どこに行っても「ひとり」で乗り越えなくてはならないことが増えてきます。
これを機に「ひとり」を鍛えよう！と切り替えてみてはいかがでしょうか。

それは「孤独を知れ」とか「何でも1人解決しろ」ということではありません。
むしろ逆です。

人に頼ること、何かを教えてもらうこと、1人では難しいことを誰かに協力してもらうこと、これらを勇気を出して自分で主張していく力を鍛えろということです。
そうすることによって、たこさんに新たな協力者・仲間・友達が現れるでしょう。

年末年始のバイト先の年上の方々も、今はみんな仲良さそうでもはじめは知らない人同士だったはずです。
「ここが分からないので教えてもらえますか」
「今日は友達がいなくて1人で……」
そういう会話から少しずつ「知った顔」になっていくのです。

はじめはみんな不安！いつかは慣れる

どんなアルバイトもみんなはじめは不安なんです。
はじめは何も分からないし、できることも少ない。
そして知らない人たちの中で働かなくてはならない。
そこにストレスを感じてしまいますよね。

でもそこで逃げてしまうと、何事も続けられなくなってしまいます。
バイトは慣れです。慣れてくるとバイトをはじめたころの不安は消えていきますよ。

すごく合わないバイトは無理して続ける必要はありません。
自分には合わないバイト、働いてみて長くいるべきではないと判断した「ヤバい」バイトはサクッと辞めて、また自分に合ったアルバイトを探せばいいと考えます。