woman

初めまして。
高校を卒業して人生で初めてのバイトを居酒屋でしています。
居酒屋でバイトをしたら楽しいかもと、最初は思って始めましたが1週間で精神的につらくなりました。従業員の方も凄く優しいのですが、店長さんに分からないところを聞いても、雑に教えてもらうだけで何が何だか分からないし、私と同じぐらいに入ったアルバイトさんと比べられて凄くしんどいです。
毎日バイトのことを考えてしまって涙が止まりません。
1週間だとお店側にも迷惑がかかってしまうし、慣れる前に辞めるのもどうかなと思ったりもしています。
辞めてしまうのは甘えなのでしょうか。
(相談者:あん)

onayami-soudan

あんさん、はじめまして。
くよくよRoomにご相談いただき、ありがとうございます!
くよくよRoomアドバイザーの律子です。

結論からいうと、自分に合わないバイトはすぐに辞めてもいいと考えています。私はバイトをはじめてすぐに辞めてしまうことを「甘え」だとは思いません。

入店から1週間、あんさんにとって「はじめてのこと」が続いたため、少し動揺してしまっているだけなのかなと感じました。

自分に合わないバイト すぐに辞める選択

私は、自身の直観を大切にしています。
職場の雰囲気から「あ、ここは自分が長く居てはいけないところだな」
仕事内容から「自分に不向きだ、無理をして続けると自分を追い詰めてしまうな」

上記のような直感を信じ、バイトを3日で辞めたことがあります。
体調不良を理由に勤められなくなったことを伝え、平謝りをして辞めたのですが、今振り返ってみても「あの時すぐに辞めてよかったな」と思っています。
自身の直観を信じて辞めたおかげで、自分に合ったバイトに出会えたからです。
そのバイトは2年以上勤めましたし、仕事内容はもちろんそこで出会った同僚との出会いも自分の財産になりました。

今、つらくて悩んでいるあんさんにまず伝えたいのは「バイトはいつでも辞められる」「合わないバイトは辞めてもいい」ということです。
いつ辞めてもいいんだと思うだけで少し気が楽になりますよね。

「しんどい」原因をひとつひとつ解決していく

冒頭でも触れましたが、バイトをはじめて1週間「はじめてのこと」や「うまくできないこと」が続いて動揺・パニックになっているのかなと感じました。
あんさんがおっしゃる通り、慣れることで解決することがあります。

「無理だ」「しんどい」と感じることを整理し、こんがらがった糸をほぐしていくことで「なんであんなことで悩んでいたんだ」と思える日がきます。

私なりに解決法を考えてみました。

店長の教え方が雑で分からない

単純に店長は忙しすぎて、新人バイトに丁寧に教えることができない状況だったのかもしれません。

店長がスタッフの教育を行うことが望ましいけれど、店舗管理・売上管理・発注最終確認・事務作業などに追われ、スタッフ教育が行き届かない可能性があるからです。
研修はベテランスタッフに任せて、店長は新人を見守っている立ち位置だったのかもしれないと考えると、店長の言動はあまり気にならなくなります。

同期と比べられてしんどい

同期は同期、自分は自分という気持ちを大切に。
器用にこなせる人と一緒だと焦ってしまう気持ちは分かります。
しかし、あんさんから見えてる同期の印象は、ほんの一部に過ぎません。
同期が苦手としている仕事をあんさんが得意としているかもしれないということです。
無理して群れる必要はありませんが、同時期に入った仲間なら「ここが分からないんですけど、分かりますか?」など、情報共有し合うとよいかもしれません。

はじめから全てうまくできる人はいない

はじめから完璧にできる人はいません。
ミスをしても落ち込みすぎないで、同じミスをしないように心掛ければいいだけです。

あんさんは「失敗してしまうかも」「早くこなさなければ遅いと思われる」などと考えてしまって、必要以上に力んでしまっていませんか?
ネガティブな強迫観念にとらわれてしまうと、普段できることもうまくできなくなってしまうことがあります。

小さなことでもいいので「できなかったことができた」という成功体験を重ねると「失敗するかも」「うまくできないだろう」という強迫観念を払拭することができます。

先輩に相談する

店長の教え方が雑で不安があるけれど、先輩方は優しいんですよね。
それならば不安点は先輩にどんどん相談しましょう。私もバイト時代は先輩にたくさんのことを教わりましたし、心強い存在でした。

自分の苦手な作業はどうやったら改善できるか、コツも教えてもらうことで悩み解消につながります。

onayami-soudan

「居酒屋でバイトをしたら楽しいかも」と、自分の思いをすぐに行動に移せるあんさんは素敵です!

バイトを辞める選択をしても、続ける選択をしても、あんさんらしく働ける場所が見つかることを祈っています。