「人間関係に悩んでいる」
「毎日サービス残業で辛い」
「営業ノルマがきつい」
「新たにやりたいことが見つかった」
上記のような状況になると転職を考えますよね。
「会社を辞めて転職活動に専念しよう」と思案します。
「今すぐ会社を退職してスッキリしたい!」
しかしこのページでは転職先が決まってから会社を辞める方が賢明だということをお伝えします。
転職先が決まってから会社を辞める方がいい理由
今の会社で働きながら転職活動をはじめ、採用が確定してから会社を辞めるようにしましょう。
会社を辞めてから転職活動をはじめてみるも、なかなか内定をもらえないということがあります。
転職活動が長引くと、決まらない焦りから転職条件を妥協して企業を選択することになってしまうからです。
私の経験談
私自身、次の転職先が決まっていない状況で会社を辞めた経験があります。
会社を辞めた直後はストレスから解放され、好きな時に旅行に行けるなど心穏やかで自由な生活に幸せを感じていました。
会社を辞めたこと自体は今でも後悔はありません。
しかし「転職活動の仕方には問題があったな」ということをじわじわと気づきはじめます。
「以前勤めていた会社よりもお給料がよいところ」
「勤務地1時間圏内」
「いくつかの転職条件を挙げ、転職活動をはじめました。
求人検索 ⇒ 求人応募 ⇒ 書類選考通過 ⇒ 面接 ⇒ 不採用
これを何社も繰り返していました。
書類選考や面接の結果が出るまで時間がかかる企業が多いです。
失業保険という味方があっても、不採用が続くと自信を喪失し不安になります。
面接結果を待つ期間=無職の期間が長くなることに焦り、結局自身の転職条件を下げて転職先を決めることになってしまいました。
この苦い経験が、今の会社で働きながら転職活動をスタートすることをおすすめする理由です。
しかし「精神的に追い詰められて辛いから今すぐ会社を辞めたい」など心身ともに疲弊している場合には、何より休むことが大切です。
疲弊すると正しい判断・選択ができなくなることが考えられます。
会社を休んで心身の休息を最優先し、落ち着くことで「どのように働くことが自分にとって最良か」見つめ直すことができます。
働きながらの転職活動のコツ
そうはいっても、働きながらの転職活動は大変ですよね。
転職エージェントを主軸に、転職サイトや企業の評判サイトなどを活用することをおすすめします。
転職エージェントを活用する
転職エージェントは、転職のプロであるキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれるサービスです。
自分の転職条件に合った求人を紹介してくれるだけでなく、転職活動をする上での不安点や疑問点なども気軽に相談することができます。
面接日・入社日など調整や給与や待遇の交渉など、企業に問い合わせしづらい内容もキャリアアドバイザーが交渉・調整してくれます。
働きながらの転職活動の強い味方になりますね。
転職エージェントを利用するメリット
◆キャリアプランやスキルに合った求人の紹介してもらえる
◆非公開求人を閲覧できる
◆退職手続きの方法や履歴書・職務経歴書の書き方、面接対策などの具体的なアドバイスをもらえる
◆自分では思いつかない職種を提案してもらえることで視野が広がる
私が使った転職エージェント:リクルートエージェント
隙間時間に転職サイトの求人をチェック!
転職サイトは転職条件を設定し検索することで、多くの求人情報から希望の企業を探すことができるサービスです。
お昼休みや通勤時間を利用して求人を探すことができるので、本格的に転職活動をはじめる前の情報収集にも役立ちます。
目指す業界・職種の求人をチェックすることからはじめてみてください。
自分に足りないスキルや譲れない転職条件などが明確化できるというメリットもあります。
また転職サイトは求人だけなく、適正な年収を知ることができるツールなど、転職に関するコンテンツが充実しています。
企業参加の転職イベントなども開催されていますので、休日に参加してみるのもよいでしょう。
私が使った転職サイト:リクナビNEXT
企業の評判サイトで情報収集
転職後に「前職を辞めなければよかった」「ブラック企業だった」など後悔しないように、業界・企業の情報収集はしっかり行います。
公式サイト・SNSや求人情報だけでなく、企業の評判サイト(キャリコネなど)を利用して職場状況を確認しておきましょう。
(企業に対し個人的な恨みがあり、評価を下げるようなことを故意に投稿していることもあるので注意が必要。)
私が使った口コミサイト:キャリコネ
スキルアップに集中できる
「憧れている会社があるけれど、いまの経験値・スキルでは採用されないだろう」
このような時、資格を取得するなどスキルアップの期間と捉えて焦らず準備できることも、働きながらの転職活動のメリットです。
SPI総合検査(適正検査)を実施する企業に備えて勉強しておく、TOEICの点数を上げておく、自分を売り込む作品を制作するなど、焦ることなくしっかり準備することができます。