man

はじめまして。
3ヶ月ほど前に部署異動があり、入社してからずっと続けていた仕事ではない、まったくの畑違いの部署に行くことになりました。
最初は意気揚々と頑張ろうと思っていたのですが実際に3ヶ月やってみると、部署の雰囲気が今までと全然違って馴染めない(以前は典型的な内勤で静かな部署でしたが今は営業職が強いです)、仕事も畑違いなのでミスが多いなどいろいろと辛くなってきました。
ここからどうにか一歩でも前進したいと思うのですがどうしたらいいのでしょうか。
(相談者:たけし)

onayami-soudan

たけしさん、はじめまして。
くよくよRoomにご相談いただき、ありがとうございます!
くよくよRoomアドバイザーの律子です。

デスクワークから営業職への異動ですと『職場環境』『業務内容』など、様々な変化に対応しなくてはならないので大変ですよね。

『元の部署に戻りたい』
『自分はやっていけるのか』

このような不安やプレッシャーに押しつぶされそうになり、強いストレスを感じてしまいます。

辛い状況でも『ここからどうにか一歩でも前進したい』と前向きなたけしさんの悩みを軽減すべく、畑違いの仕事に早く慣れるコツや環境に慣れるためのコミュニケーション構築方法をご紹介します。


部署異動!早く仕事に慣れる方法

『静かな内勤の部署から営業職に異動になり、畑違いの仕事でうまくいかず辛い』という今の状況を改善し、少しでも早く仕事に慣れるための方法をまとめました。

焦らない・怖がらない・無理しない

今までと異なる環境に委縮しすぎてはいませんか?
『営業とかやったことないし、自分には向いてないし、怖いどうしよう』という漠然とした恐怖心に支配されてしまうことで、落ち着けばできることもうまくできなくなっているのではないかと推測します。

以下の『焦らない』『怖がらない』『無理しない』を意識し、自信を取り戻しましょう。

◆焦らない
⇒異動して3ヶ月で何でも上手くこなせるなんて思わない

◆怖がらない
⇒『一体何が怖いのか』『苦手意識は何なのか』落ち着いて分析し、少しずつ改善していく

◆無理しない
⇒できないものは『できない』『難しい』と伝え、辛い時は相談する

この3つを意識して働くことができれば、自然と肩のちからが抜けて、気持ちが落ち着き、業務に集中することができます。
『どうしよう』という焦りを取り払えれば、物事を冷静に判断できるようになり、うっかりミスの回避にも繋がります。

仕事の技を盗む

仕事に早く慣れるコツとして、私が取り入れていることは上司・先輩・同僚の仕事の技を盗むことです。
仕事の技は『みて盗む』『聞いて盗む』『調べて盗む』3つの方法があります。

仕事の技の盗み方

◆みて盗む
⇒仕事ができる先輩や要領のよい同僚の言動をみて学ぶ。営業職なら、電話対応や訪問時のアプローチなど。

◆聞いて盗む
⇒自身の考えを持参した上で直接アドバイスをもらう。『作業の効率化』『つまづいている問題点』など。

◆調べて盗む
⇒ビジネス本や同職の体験談ブログなどを用いて、技を吸収する。読み物は、悩みや苦労に共感できるのも魅力。

みて・聞いて・調べてを自然に取り入れることができるようになれば、早く仕事に慣れることはもちろん、作業の効率化を図ることができたり、セールストークの向上など、ビジネススキルがぐんぐん身につきます。

部署異動先でのコミュニケーション構築方法

異動先の部署の雰囲気が今までと違いすぎて馴染めないという悩みには、以下の方法をおすすめします。

飲みニケーションをうまく利用する

飲みにいってコミュニケーションを図る『飲みニケーション』で人間関係を構築することに世間では賛否両論ありますが、ストレスがかからない程度の軽い酒の席なら有効な手段です。

飲みニケーションのメリット

  • 仕事中には話すことができない仕事の悩みを相談することができる
  • 趣味などプライベートな話で相手の新たな一面を知ることができる

会社に『仲良しこよし』は必要ありませんが、よき理解者や尊敬できる人、同志がいることは心強いものです。
しかし、すぐに理想的な人間関係を構築できるものではありません。
経験上、職場の雰囲気に慣れるということは、焦らずとも自然と時が解決することが多いです。

『仕事帰り、軽く一杯行きませんか?』
無理のない程度に少しずつコミュニケーションを図ればよいのです。

頼ってみるのも1つの手

たけしさんの相談文の中に、『最初は意気揚々と頑張ろうと思っていた』とありました。
もしかしたら、『なるべく迷惑をかけないように頑張ろう』『仕事ができないと思われたくない』と問題を1人で抱え込むんでいませんか?

うまくいかないことがあったり、つまづいた時は先輩や同僚に相談しましょう。
その際、『どうしたらよいですか』とただ質問するのではなく、自分なりに調べ、考えをまとめて伺う姿勢が大切です。

先輩・上司・同僚に頼る

  • 『2点伺いしたいことがあるのですが、よろしいですか。』
  • 『この件に関してこのように理解しているのですが誤りはありませんか。』
  • 『~のため、こちらをお願いします。』

感謝の気持ちを伝える

頼るだけ頼って、『相談されたあの件は結局どうなったのか』と、相手に心配させておいてはいけません。
あらためてお礼にいくというよりは、仕事の進捗報告や連絡事項とともに感謝を伝えるのがベストです。

  • 『完了することができました。』
  • 『今回の件は苦戦しましたが、よい経験になりました。次に活かします。』
  • 『ありがとうございました。』

一見、簡単で当たり前にできているように思いがちですが、これを自然にできる人とできない人では、仕事をしていく上で大きな差がうまれます。

どうしても辛い時は配置転換を希望する

異動先で頑張ってはみたものの、しんどい気持ちが続くようであれば、上司に相談し配置転換を希望してみましょう。
常識ある上司なら、精神面やこれまでのスキルを考慮して真剣に向き合ってくれるはずです。

onayami-soudan

異動先で前進したいという気持ちがあるたけしさんが、無理なく実践できる方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

今の環境に慣れるまで大変なこともあるかもしれませんが、異動したことによって自分の新たな能力に気づけたり、今後やりたい仕事をする上で『営業職を経験しておいてよかった』と思える時がくるかもしれません。マイナスになることの方が少ないですよ!

くよくよRoomはたけしさんを応援しています!