「仕事が暇すぎてつらいです……」

仕事が暇な時間の有効的な過ごし方

しずさんが暇な時間を埋めるために行った、『書類整理』や『上司に仕事がないか聞く』という手段以外の方法を考え、暇な職場に有効的な手段を4つにまとめました。

1. 効率化を図る

通常行っている仕事を見直し、より快適にならないか、効率化できないか考え実行します。

• 会議に使用するプロジェクターのケーブルの整理
• 今後想定される出張のホテル探し
• データ集計の簡略化
• 資料の雛形作成

しずさんの『書類整理』と似ているかもしれませんが、『整理整頓』『情報収集』『業務効率化』を頭に入れておくことで、
事前に準備しておけることが多くあります。

2. 別の上司の仕事を手伝う

しずさんが『仕事はないか』とお伺いをたてた上司が『仕事がない』というのであれば、
『忙しい人のお手伝い』をすることで仕事がもらえることがあります。

『手が空いているので、○○さんのお手伝いをしてもよろしいでしょうか』
必ず、上司の許可をきちんと取ってから手伝うことが重要です。

私の場合、手伝うことが多くなって忙しくなりました。
指示をくれていた上司に、『あっちの仕事ばかりやるのではなく、この作業をしてくれないか』と
新しい仕事をもらえるチャンスも生まれました。

3. 勉強する

暇な職場で働く同僚は、TOEICの勉強をしていました。
さすがに問題集を広げて堂々と勉強するのは周囲の目が気になったようです。
英単語の一覧が並んでいるA4サイズのプリントを用意して、目立たぬように工夫し、暗記をしていました。

仕事の内容に関係のある資格の勉強や、調べものであれば、仕事がない時間に勉強してもよいか上司に相談してみましょう。
許可が下りれば勉強ができます。
却下されれば、英単語のようにバレずに勉強する方法を考える、もしくは別のことをするまでです。

因みに私は、Excel関数の勉強をしていましたよ。
パソコンに向かう仕事の場合、Excelをいじっていればサボっているとは思われません。

4. 手帳を書く

仕事中に手帳を取り出し、記入している行為をとがめる上司は少ないでしょう。
私は、仕事で手が空くと以下のようなことを手帳に書き込んでいました。

• やることリスト
• 買い物リスト
• 一年の計画表
• ヘルスケア・チェック

家に帰ると手帳を開かないという方、多いのではないでしょうか？
仕事がない空いた時間に書くことによって、後回しにしがちな思考の整理や、生活管理が無理なく継続できるのでおすすめです。

注意点

暇な時間の有効的な過ごし方をご紹介しましたが、仕事中に仕事以外の作業をする際は注意が必要です。

1. 事情を知らない他部署からみれば『仕事をしないで内職をしている』と判断される
↓
2. 派遣社員の場合、契約を切られたり、中小企業の正社員・契約社員でもリストラ候補に挙がってしまう可能性がある

派遣社員は管理者から指示された仕事以外のことを自発的に行うことは難しいと思いますが、
正社員・契約社員の方は、『自ら仕事を探す姿勢を忘れることなく、空いた時間を有効的に使う』ということを忘れないようにしましょう。

転職も視野に入れておく

午前中にやることが終わってしまうような環境で働いていると、しずさんは『今の仕事にやりがいを感じない』不完全燃焼な日々が続いてしまいます。
しずさんが今よりもっとイキイキ活躍できる仕事があるかもしれないのに、暇な時間を消化するだけの毎日なんて、もったいないですよね！

今の会社で働きながら、転職サイト を利用して、企業が募集しているお仕事内容をチェックしてみてください。

今の会社を辞めることを推奨しているのではありません。
世の中には、さまざまな企業や職種があって、しずさんも応募資格が揃えばいつでも挑戦できるということを知っておいて欲しいのです。

転職を視野に入れておくことで、自分のキャリアを見直すきっかけになったり、足りないスキルを補うチャンスにもなります。