現在、自分がずっとやりたかった職業につき
会社の雰囲気もよく、人間関係も良好で仕事内容にも不満がないのですが、働くという行為事態が辛いと感じてしまい会社を休んでしまいます。
転職をしても現状が変わることは無いと思い、今の仕事を続けているのですがどうしとら働くという行為が辛くなくなりますか?
(相談者:まぁゆー)
まぁゆーさん、はじめまして。
くよくよRoomにご相談いただき、ありがとうございます!
くよくよRoomアドバイザーの律子です。
自分がずっとやりたかったお仕事ができているまぁゆーさんはすごいですね!
信念を持って努力を重ね、掴みとった結果でしょう。
そんなまぁゆーさんを尊敬します!
やりたい仕事ができていて、尚且つ会社の雰囲気も人間関係も良好だなんて……
多くの人がそのような最高の環境を望んでいても、そう簡単には手に入れることができないのが現実です。
全社会人が望んでいることを全て叶えている状況!
私自身も羨ましくてしょうがありません。
「働く=辛い」を軽減する方法
自身で「恵まれている」と理解していても、働くこと自体に辛さを感じてしまっているんですよね。
実際にまぁゆーさんはすでに会社を休んでしまっていることに心配をしています。
今感じている「働く=辛い」を軽減する方法をいくつかご紹介したいと思います。
働くのがだるいのか?働くのが辛いのか?
多くの人が働くことに対してだるい、辛いと感じています。
私も今朝「会社行きたくないなー休みたいなー」と思いながらパンをかじっていました。
お家で好きなことをしてゴロゴロしている方が幸せだし、楽して稼げたらこんなにいいことはありません。
それでもみんなが働くのは、生活のためであったり、仕事への責任感や使命感に駆られて自身の役割を果たすために今日も出勤するのでしょう。
ちょっと分からないのは、まぁゆーさんが何に対して辛いと感じているのか、辛いのではなく働くのがだるいのか……それが分からないです。
「だるい」と「辛い」ではだいぶ意味が異なります。
まぁゆーさんが働く意欲湧かないのは以下のような現象に似ていますか?
友達と遊ぶ約束をした時は楽しみだけど、約束の前日・当日になると遊びに行くのが億劫になってしまう、ドタキャンしたくなるという現象をよく耳にしますよね。
覚悟を決めて行ってしまえば楽しいのに、準備が面倒だし、天気悪いし家に居たい……
この現象の要因をまとめてみると
- 準備が面倒、だるい
- 出掛けるのが憂鬱、家に居れば自由だから家に居たい
- 人と会うテンションじゃない
- 気が乗らない相手・用事だから
上記を働くことに当てはめてみるとこのようになりました。
- 早起き・出勤準備が面倒、だるい
- 会社に行くのが憂鬱、家に居れば自由だから家に居たい
- 会社の人とコミュニケーションをとるテンションじゃない
- 気が乗らない仕事内容だから
まぁゆーさんの「働くことが辛い」が具体化されてきたように思います。
大好きな人との初デートの日や、死ぬ程欲しかった限定品を買いに行く日に「だるい」「辛い」「面倒」「サボりたい」という気持ちにはあまりなりませんよね。(初デートがプレッシャーになりすぎて閉じこもってしまうこともあるかな……?)
もしかしたら、やりたい仕事に就けたけど、勤める過程や仕事内容に不満があるなどの理由があるのではないでしょうか?
何が辛いのか徹底的に分析する
働くこと自体が辛いのは分かりました。
でも具体的に何が辛いのか徹底的に分析する必要があります。
辛い・だるい・面倒くさい・やりたくない、このように思ってしまうことを書き出してみましょう。
例えば……
- 毎日早朝の同じ時間に起きて出勤することが辛い
- 単純作業をやりたくない
- 上司とランチに行くのが億劫だ
- 後輩に指導するの憂鬱
- 毎日同じ繰り返しでつまらない
- 私が休んだって仕事に影響出ない
上記のように書き出してみることで、嫌だと感じることに対しての対処法・解決法を見出しやすくします。
◆毎日早朝の同じ時間に起きて出勤することが辛い
⇒とにかく早起きが苦手なんだな 10時出勤なら行けるのに
◆単純作業をやりたくない
⇒あの単純作業以外の仕事は楽しいんだけどな
◆上司とランチに行くのが億劫だ
⇒ランチは1人でカレーハウスに行けると幸せ感じるんだよな
◆後輩に指導するの憂鬱
⇒〇〇さんにも手伝ってもらおうかな
◆毎日同じ繰り返しでつまらない
⇒仕事終わりに習い事へ通おうかな
◆私が休んだって仕事に影響出ない
⇒自分の役割を再確認すべきだな
このように漠然とした「働くのが辛い」を見える化し、ひとつひとつクリアにしていくと「辛い」と感じる負担を少しずつ軽くすることができます。
休んでしまうのは心身からのSOS?
会社を休んでしまうのは心身からのSOSなのではないでしょうか。
頭も体も心が「休みたいよ」という信号を送っているのかもしれません。
そういう時は休むことも大切だと考えます。
心身が休まるとやりたいことが溢れることってありませんか?
私の場合、仕事に忙殺されている時はうまく思考できませんでしたし、やりたいと思っていたことも後回ししていました。ゆとりができてくると「あれやりたいこれやりたい」と何事にも精力的になります。
休んでしまうことを「悪」とせず、自分の心と体と相談して少し立ち止まることも人生において大切なことなのかもしれません。
拘束されることが苦手なタイプなのか
長時間拘束されることが苦手、ストレスを感じる人がいます。
そのような方は比較的自由がきく会社を選択された方がワークライフバランスがとれ、ストレスが軽減され、快適に働くことができるかもしれません。
◆比較的拘束されないお仕事の一例
- 外回りの営業
- 完全フレックス制を導入している会社
- 週2日は在宅勤務
- フリーランスや自営業
自分に合った働き方や生活を再考してみるのもよいかもしれません。
ただし、仕事が滞ることがないように自制心や進捗管理・計画性、フリーランスや自営業であれば責任や覚悟が必要になります。
目標・目的を定める
やりたい仕事に就けた時のように、仕事上でも目標を立ててみてはいかがでしょうか。
明確な目標や成し遂げたいことを定めることで、今すべきことが明確化され、仕事への姿勢が変わるのではないかと考えています。
仕事上の目標でなくても、「ヨーロッパ旅行のため、いくら貯金する!」などプライベート充実のための目標でもいいです。
働くことは社会貢献につながっている
「なぜ働くのか」一般的な回答は、家族のため、自分の生活のため、将来のため、遊ぶ資金のため、これらがすぐ頭に浮かびますがもうひとつ重要なことがあります。
それは働くことで社会に貢献していることです。
綺麗事に聞こえるかもしれませんが、よりよいサービスを提供することで助かる人が存在します。
コンビニにレジの人がいなければお弁当を手に入れることは難しいですし、銀行のシステムが作動しなければお金を引き出すこともできません。レストランにシェフがいなければ、美味しい料理に感動することもできない……
役に立っていない仕事はないんです。(悪徳商法・ブラック企業などは除く)
◆まぁゆーさんの仕事が社会でどのように役に立つのか。
◆社会のため人のために自分は何ができるか。
このようなことを意識してみてください。
自分の仕事がよりよい社会をつくるかもしれないと少しでも意識することができれば、仕事へのやりがいに繋がるかもしれません。
懸命に働くと遊びも楽しい!
懸命に働いて懸命に遊んだほうが心と体の健康を保てるなと実感しています。
働かず休んでいるとどこか後ろめたくて遊んでいても楽しくないですよね?
私も無職で転職活動をしていた時期があったのですが、働かなくてもいいという解放感は数日でなくなり、自由な時間も心晴れることなく過ごしていました。
「今日も頑張ったー!」という日に飲むビールは美味しいですよね!
お風呂も気持ちいい!
仕事をサボった日にはこの気持ちは味わえません。
会社は休めば休むほど行きたくなくなってしまい、働く目的を見失ってしまう懸念があります。
まずは嫌だ億劫だと感じることを書きだし、解消法を考えてみてください。
憂鬱なことを減らす工夫をすることで、気持ちが軽くなるかもしれません。
少しの間休んだら「えい!」と出勤してみるのもひとつの方法です。
仕事の後に、プライベートで楽しみな用事を作っておくと出勤しやすいですよ!
まぁゆーさんがイキイキ働けますように!