はじめまして。
最近職場の人間関係が面倒くさいなと思っています。
仕事が忙しいからなのかもしれませんが、夜遅くに会社の人と飲みに行かなくてはいけなかったり(私はお酒が飲めません)、
休日にみんなで遊びに行くのに誘われたり…
会社の人が嫌いというわけではないのですが、できるだけ一人で時間を過ごしたいなと思うことがままあります。
一応、会社は会社で人間関係を崩したくはないので無下にしたくもないと思っているのですがどうしたらいいでしょうか。
(相談者:加藤)
加藤さん、はじめまして。
くよくよRoomにご相談いただき、ありがとうございます!
くよくよRoomアドバイザーの律子です。
加藤さんの相談文から、仲間意識が強い職場だなと感じました。
仕事の延長のようなお付き合いに、プライベートの時間を削られることが増えると憂鬱になりますよね。
職場の人間関係を良好に保ちつつ、仕事の付き合いをサラリとかわすコツをご紹介します。
職場の人間関係で注意しておきたいこと
職場の人間は、一緒に働くメンバーであって、お友達ではありません。
『仲良しこよし』である必要はないということです。
一見、円満な職場は『平和で一致団結できる』など、よい側面ばかりが見えます。
しかし、仲良し職場の人間関係は、妥協や慣れ合い、委ね合いの体質を生み出します。それによって、業務の質の低下だけでなく、競いぶつかり合い切磋琢磨してよいものを生み出す能力が欠落する可能性も懸念されます。
毎日働く上で、職場の人間関係が良いに越したことはありません。
しかし、『職場の人間関係が良好』と『仲良しこよし』の線引きには注意が必要だということを頭に置いておきましょう。
我慢しすぎることの弊害
職場の人間関係を良好に保ちたいがために、『仕事の付き合い』に流され続けていると、以下のような弊害が生じることが予想されます。
- 自分にとって無駄な出費が増える
- プライベートの時間がなくなる
- 職場の人との付き合いは残業している気分になる
- 距離が近くなることによって、抱えなくてもよい悩みを抱えてしまった
自分が『参加したい』という意思がないものに付き合うことで、ストレスが増える要因となります。
職場の人間関係 上手に付き合うコツ!
では、どのように過ごせば、職場の人間関係を良好に保ちつつ、自分の時間を大切にできるのでしょうか。
冒頭でも触れましたが、仕事の付き合いをサラリとかわすコツも交えてご紹介します。
勤務中のコミュニケーションを大切にする
プライベートの時間を使ったコミュニケーションだけが、職場の人間関係を良好にする訳ではありません。
職場の人間関係は、勤務時間中に築くことができます。
業務上のやりとりやフォローだけでなく、ミスで落ち込む同僚に対してお菓子と付箋に書いたメッセージでそっと励ましたり、一緒にランチを取ったり、考えれば様々な手段があります。
ジム通い・ダイエット宣言しておく
『ダイエット中で19時以降飲み食いしないようにしているんです。』
『会社帰りのジム通いが日課です。』
このようにプライベートが充実していることを伝えておくと、誘いを断る際スムーズです。
『仕事後、カフェで資格の勉強をすることをルーティーンとしている』
『週に2回習い事で書道をはじめた』
資格取得の結果や書道の腕前を聞かれることを想定して、後々嘘が苦しくなるような内容は避けましょう。
断る勇気を持つ
『すみません。予定があって。』
『今日は帰ります。』
このようにサラリと断る勇気を持ちましょう。
このくらいで、人間関係がぎくしゃくするような関係性なら本当に要りません。
職場の人間関係を気にしすぎて断れずにいると、『誘えば来る要員』になってしまいます。
『誘えば来る要員』になってしまってから誘いを断るようになると、相手は『最近付き合い悪いな!どうしたんだろう。』と余計に勘ぐられることになります。
私は、残業後のちょっと軽く一杯というお誘いに『すみません!今日は帰ります。』とはっきり意志を伝えていました。結局、10回に1回くらい来る『たまーに参加するかもしれない要員』としてインプットされ、気が楽でした。
参加すべき会、付き合いを見極める
私は、自分にとって意味のない愚痴大会のような飲み会には参加しないようにしていますし、参加しなくてよいと思っています。
私が参加する会は、以下のような伝えたい気持ちがある時です。
- 歓迎会 ⇒『はじめまして。よろしくお願いします。』
- 送別会 ⇒『お世話になりました。ありがとうございました。お疲れ様でした。』
- 結婚祝い ⇒『おめでとうございます!』
- 尊敬する上司が参加する飲み会 ⇒『お話をお伺いしたいです。』
- 同僚と帰りに一杯 ⇒『飲みながら、ちょっと話したい。気分転換したい。』
これらは一例ですが、自分が参加すべき会、付き合いをしっかり見極める力をつけることは、人生においても大切なことです。
簡単にいうと、気がないものは参加しなくてよいのです。
私が参加しない愚痴大会のような飲み会も、加藤さんが『愚痴を聴いてあげたい。私も言いたいことがある。』と思えば、それは意義のある会だと考えます。
私の場合、『行きたい』と思ったものだけに参加していましたが、仕事で切磋琢磨した同僚とは転職後も仲良くしていますよ!
加藤さんには『断ったらどう思われるか』ということより、自分の気持ちや大切にしたいことを優先してほしいです。
加藤さんが人間関係に囚われることなく、気持ちのよい選択ができるようになりますように!