woman

こんばんは。
今の仕事を続けて1年以上経ったのですが、最近仕事が毎日つらいです。
我慢していたのですが、そろそろ限界で辞めたいと思っています。
その一方で自分は甘えているだけなのでは?と思うこともあり、なかなか行動できません。
仕事の辞め時はどうやって判断すればいいのでしょうか。
(相談者:くま子)

onayami-soudan

くま子さん、こんばんは。
くよくよRoomにご相談いただき、ありがとうございます!
くよくよRoomアドバイザーの律子です。

くま子さんは具体的にどのようなことが辛くて、我慢をしているのでしょうか?

まずは、『自分は甘えているだけなのでは?』と自分を責めることをやめましょう。

自分で自分を責めることは、何の解決にもならないどころか、ネガティブ思考が強まり行動力が失われます。

これからご紹介することを落ち着いて考えて実践してみることで、くま子さんが『どうしたいのか』『どうすべきか』が見えてきます。


仕事が辛くて辞めたい時に考えたいこと

『仕事が辛くて会社に行きたくない。もう辞めたい。』

このように辞めたい思考に支配されてしまうと、『何がどのようにしんどいのか』頭の中で問題を整理することを放棄してしまいます。
そうなると当然、『解決できる手段を考える』というところまで行き着かなくなります。そのような事態を避けるためにも、以下を参考に問題点を見つめ直してみてください。

仕事を辞めずに解決する方法を3つご紹介します。

1. 辞めたくなる原因を整理する

冒頭でも触れましたが、くま子さんが『辛いと思うこと』『我慢していること』は何ですか?
メモに書き出してみましょう。
会社を辞めたくなる原因をしっかり把握しなければ、改善案は生まれません。

メモに書き出したら、ひとつひとつの問題点に向き合い、改善案を書きましょう。

例)
問題点:資料作成の量が膨大で終わらず、残業になるのが辛い
⇒ 改善案:資料をもっと簡略化する 90%の完成度から50%に下げてみる

多くの問題を抱えるとパニックに陥って逃げたくなりますが、落ち着いて整理することで、問題点は減少し負担が軽減します。

問題を解決できた達成感や乗り越えられた自信は、仕事への意欲に変わります。

2. 相談してみる

くよくよRoomに相談してくれたくま子さん。
職場の先輩や家族に相談できず、1人で悩みを抱え込んでいませんか?

自分で解決できない問題は1人で悩まずに、信頼のおける上司や同期の仲間、家族や親友に相談してみましょう。解決の一歩となるアドバイスをもらえると同時に、誰かに話すことで鬱々とした気持ちが軽減されます。

職場の人間や身内に心配かけたくないから相談できないという場合には、厚生労働省のこころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳電話』『こころの耳メール相談』などの公共サービスを利用し、仕事の悩みを打ち明けてみることをおすすめします。

3. 目標・やりたいことを再確認する

くま子さんのやりたいこと、目標はなんですか?

  • 生きているうちにやりたいこと
  • 将来のビジョン
  • この一年の計画
  • 仕事の目標
  • 趣味のプラン

これらを書き出してみると、今自分が何を選択し、どうすべきかが見えてきます。

例) 現プログラマー

システムエンジニアの経験を経て、将来的には顧客のニーズに応えられるシステムコンサルタントになりたい。

プロジェクトによってさまざまな言語を用いて開発をしている。プログラマーとして、どんどん新しいことにもチャレンジでき、技術を吸収できる環境はありがたい。

今、走り出した案件は今後のビジョンのためにも絶対経験しておきたい仕事になる。

転職するのは1年後になるな。

会社を辞めることは簡単です。
会社を辞めることなく、自身の目標を再確認することで、再び仕事への意欲を取り戻すことが可能になります。
『今の会社ですべきことは何か』『会社での自身の役割何か』自問自答してみましょう。

仕事の辞め時 どうやって判断する?

前項では仕事を辞めずに解決する方法をご紹介しましたが、こちらでは仕事の辞め時をどのように判断したらよいか3つにまとめました。

1. 会社を行きたくない気持ちが続いたら

何をどう考えても会社が辛くて行きたくなかったり、会社に出社することができない日が続いているのであればすぐに辞めましょう。
鬱の症状が表れる前に、ゆっくり心とからだを休めることが大切です。

会社はたくさんあります。
働きたくなったらまた働けばよいのです。

兎にも角にも、心とからだの健康が第一だということを忘れないように過ごしましょう。

2. 転職活動をしながら調整する

今の仕事をしながら転職活動をはじめてみましょう。

まずは転職サイト に登録し、求人の情報収集することで転職に必要なスキルや自分の実力をチェックすることができます。
在職中にこれらの準備をしておくことによって、自分にとってベストな『辞めるべき時期』が算出できるわけです。
自身にとって魅力的な会社から採用が出れば行けばよいですし、応募条件にも満たない状況であれば勉強して経験値を上げる必要があります。

また、何もせずに悩み続けるより『辛い現状から抜け出すために、行動に移している』ということだけで、随分と心が軽くなりますよ。

3. 職場に混乱を招かない時期であるか否か

退職の意向を伝える前に、就業規則では『退職希望日から何カ月前までに申告しなくてはならないのか』を確認しておきましょう。

また『繁忙期』『自身が中心となって行っているビックプロジェクトが進行中』など、現場が混乱している時期を避ける配慮も忘れてはなりません。円満退社をし、退社後も前職の同僚としてよい関係性を継続するためにも、極力迷惑をかけず責任感を持って決断すべきことです。

onayami-soudan

くま子さん、まずは会社を辞めたくなる原因をメモに吐き出してみてください。
それだけでもスッとしますよ!

そして問題を思考してみても解決できない場合には、職場の先輩や同僚に相談してみましょう。くま子さんの悩みを一緒に考え、アドバイスをくれるはずです。

余裕があれば、在職しながら転職活動をはじめ『自身が辞めるべき時期』について考えてみるのもよいでしょう。

くま子さんがイキイキ働けますように!