現在24歳で4回転職していて、高卒で就職して4~5年勤務して、その会社を退職してから転職を繰り返している状況です。
今まで退職した理由は、怪我や人間関係です。
仕事を長く勤めるためにはどうしたら良いでしょうか?
(相談者:カジ)
カジさん、はじめまして。
くよくよRoomにご相談いただき、ありがとうございます!
くよくよRoomアドバイザーの律子です。
24歳!とても若いのに自身の仕事についてじっくり向き合って考えていて偉いなぁと思いました。
転職を繰り返していることに対して「どうしてしっかり腰を据えて勤められないんだろう」と自分責めているのですね。
しかし今回はそんなカジさんに「4回の転職くらい全然問題ないよ!」ということをお伝えしたいです。
まっとうな退職理由
退職理由「怪我」と「人間関係」で転職を判断したカジさんは間違っていないです。
仕事中に怪我をしてしまったのですか?
怪我をして働けなくなったのは、致し方ないですよね。
なるべく怪我のリスクが少ない「自分の健康状態に合った仕事」「歳を重ねても体に無理がない仕事」を選択することも、長く勤務をするためには大切なことだと考えます。
人間関係については人事異動が見込めない限り、辞めるに値する理由だと思いますよ。
合わない人と長時間働き続けることは心身に大きな負担がかかり、しんどいですもんね。
一般的に退職理由の上位を占めるのが「人間関係」で「上司や部下と反りが合わなくて……」ということが多いですし。
でも、社会に出ると色々な人がいますよね。
どんな職場に転職しても、自分とは合わない人はいます。そのたびに辞めることを考えるわけにはいきません。
仕事上の付き合いだと割り切って、相手のことを考えすぎず自分のやるべきことに集中します。
「この人はこういう考えなんだ」「何も教えてくれないな。自分はこの人のようにならないように気をつけよう」など、ある程度スルースキルを身につけておくことが重要です。
世界は広いので、転職すれば気が合う同僚もできますよ!
まだ若い!転職活動は新たな可能性を見出す扉!
冒頭で「4回の転職くらい全然問題ないよ!」と話しました。
なぜ転職を繰り返していることを否定しないかというと、若いうちに色々な職を経験しておくと自身の視野が広がると考えているからです。
「この業界はこうして運営しているんだな」業態の仕組みや、様々な人との出会いなど、働きながら社会勉強ができます。
同じ職場で同じ作業を継続している人には見えない世界を体験できたとポジティブに考えてみてください。
私もアルバイトを含めさまざまな職を経て、以下のような気づきがありました。
◆この単純作業からスキルアップして別の作業ができるようになりたい
◆作業を通じて自分の得意を知ることができた
◆この作業は好きだから続けたい
◆この労働環境・評価体制は嫌だ
このように実際に働いてみたことで、自身の得意不得意、好き嫌い、働く上で譲れない条件などを身をもって知ることができました。
これらを今後の仕事選び・転職活動にしっかり活かすことが可能です。
目標とする企業に自身のスキルが足りないことが分かったら働きながら勉強します。
そうすることで自分の譲れない転職条件に近いところで働けるようになれば、カジさんの望む「定職に就く」という理想に近づけるのではないかと考えます。
小さな成功体験が勤務意欲を向上させる
「仕事を長く勤めるためにはどうしたら良いか」という質問があったのでお答えします。
それは小さな成功体験を積むことです。
自身の仕事が評価されたり、お客様に喜ばれたりすると単純にうれしいですよね。
「いい仕事ができた」「役に立てた」「目標を達成することができた」とやりがいを感じることができます。
しかし、自身の仕事を評価してくれる環境にいる人は少ないのではないでしょう。
そういう場合には私が実践している仕事へのモチベーションアップする方法を試してみてください。
自分で目標を作り、達成に向け工夫を重ね、成功したら自分を褒めること
▼例えば……
◆先月よりも1件契約を増やすことができた
◆同僚と取り組んでいた職場改善を受け入れてもらえた
◆苦手だった仕事を理解することができ、克服できた
こうしてひとつひとつ問題を改善したり、目標を達成するなど小さな成功体験を重ねることで、自信がつくだけでなく、仕事に対するやりがいも見出すことができます。
カジさん、自分に合わない職場で我慢しながら働き続ける方が、時間がもったいないと思います。
ですから若いうちに仕事だけでなく本をたくさん読んだり、さまざまな体験をして視野を広げ、自身のやりたいこと、突き詰めたいことを見つけてください。
転職もひとつの手段です!
カジさんに合った職に巡り合いますように。