こんにちは。
仕事を真面目にしてるのですが、失敗したときにお粗末な対処をして、多分上司に呆れられてます。
まだ転職入社して3ヶ月ですが、前職と同じこともあり、経験を買われて入社ということになっていると思います。
失敗したときは、以後の対策について指導を受けました。でも、他の職員からの風当たりが強く感じられ、萎縮しています。こんな自分を情けなく思っています。
仕事ぶりは真面目だと思われてるようですが、臨機応変に出来ていないと思います。
どうすれば仕事をうまくこなせていけるか、アドバイス頂けると嬉しいです。
(相談者:さくら)
さくらさん、こんにちは。
くよくよRoomにご相談いただき、ありがとうございます!
くよくよRoomアドバイザーの律子です。
相談文からも、さくらさんが仕事に対して真面目な方だということが伝わってきました。
仕事で失敗するだけでも落ち込んでしまうのに、失敗のアフターフォローもうまくできないと自信を失くしてしまいますよね。
さくらさんが委縮することなく、仕事をこなせるようになるちょっとしたコツをご紹介します。
転職して3ヶ月で全てがうまくこなせるわけがない
まず、仕事をうまくこなす方法をお話しする前に、さくらさんに知っておいてほしいことがあります。
それは転職して3ヶ月で全てがうまくこなせるわけがないということです。
前職の経験を買われて即戦力を求められていたとしても、新しい会社のやり方、ルールを完全に把握した状態ではないと思います。
『仕事での失敗にどう対処するか』
失敗時に、以後の対策について指導を受けたんですよね。
今はそれをしっかり頭に入れて、指導に基づいた行動することが求められています。
今の会社のやり方を知り、失敗を含め色々な経験を積むことで、臨機応変に動けるようになるのです。
ネガティブな思い込みを捨てる
相談文に『多分上司に呆れられている』『他の職員からの風当たりが強く感じられる』とありましたが、本当にそうでしょうか。
それは、真面目で責任を感じているさくらさんの思い込みかもしれません。
一般的に、失敗に対しての対処が優れていると『仕事ができる人』と評価されることが多いです。
逆に失敗のアフターフォローが危うい人に対して周囲は『任せても大丈夫かな?』と思っています。
今の会社ではまだまだ新人のさくらさんは、後者に当てはまるのかもしれません。
上司や他の職員は『期待はずれ』『評価が下がった』と判断しているのではなく、新人のさくらさんが失敗しないように見守ってくれている、注意を払ってくれているのではないでしょうか。
『呆れられている』など不確かなことに、自分の肩身を狭くし、委縮してしまうことはもったないことです。
自信なく働いていい仕事ができるはずもなく、職場の人間に心配される悪循環に陥ってしまいます。
転職入社から3ヶ月!仕事をうまくこなすコツ
『失敗に対してスマートに処理できるようになりたい』
『臨機応変に動けるようになりたい』
それには、日々の業務の中で以下のことを意識して行動することで、徐々に仕事がうまくこなせるようになっていきます。
自分に求められていることを再確認
『自分の役割』『今すべきこと』など、自分に求められていることをもう一度見直してみましょう。
前職の経験を買われて入社したということが大きなポイントです。
さくらさんには以下のようなことが期待されています。
- 即戦力となる分野で活躍してほしい
- 基本的なことを教えなくても、ある程度のビジネススキルが備わっている
- 会社のやり方、仕事の流れを覚えてほしい
求められていることを強化することで職場の人間からの信頼度がアップするだけでなく、自分に自信を持って働くことができます。
ミスを繰り返さない防止策をきっちり立てる
仕事でうっかりミスや失敗を繰り返さないように、作業に工夫を凝らしましょう。
例えば……
- 数字の入力確認ミス気をつけたい書類には付箋を使って強調し、二重チェックする
- ToDoリスト作成し、タスク漏れを防ぐ
- 仕事の納期や優先順位をしっかり把握し、スケジュール管理を徹底する
失敗に対する指導を振り返り上司からのアドバイスを念頭に、自分の弱点に注意を払って業務にあたります。
不安点・疑問点はすぐに相談する
仕事をしていてつまずいた時、ミスをしてしまった時はすぐに上司や先輩に報告、相談をしましょう。
今回、さくらさんが失敗した時の対処がうまくいかなかったのは、失敗した時点でどうすればよいのか報告・相談できていなかったことが一つの要因と考えられます。
◆失敗した時の対処がうまくいかなかった
⇒ 『失敗を報告するのが怖い。自分で何とかしよう。』
⇒⇒ ベストな対処ができず、重複のミスにつながる
◆臨機応変に出来ていない
⇒ 『こうすればいいと思うんだけど、本当にこうしていいのかな?』
⇒⇒ 不安要素が残っていて行動に移せない
相談することで問題解決の近道になり、事前にトラブルを回避することができます。
また、周囲の人間は仕事に慣れていないさくらさんがどのようなことで困っているのかを把握することができるため、不慣れな部分をサポートする体制が整うこともメリットの一つです。
まだ新人と呼ばれる期間は『調べたのですが、分かりませんでした。』『こういう場合はどうしたらよいですか?』など、たくさん相談して教えてもらえるチャンスだと捉えましょう。
上司や先輩からどんどん吸収して、自分のものにしていくことが臨機応変に対処できるようになる近道だと考えます。
途中経過のすり合わせが重要!
相談することの大切さのひとつに『途中経過のすり合わせ』があります。
例えば……
提案書や資料作成など、ひとりでつまずきながら膨大な時間をかけて完成させた。
⇒ 上司に提出後、方向性やルールの違いが発覚し、はじめからやり直しになってしまった。
私もこのような経験があります。
提案書や資料作成途中で、上司とすり合わせ、相談をしていれば無駄な時間や労力を使わずに済みます。
作業途中ですり合わせるメリット
- 互いの方向性のずれを防ぐことができる
- 作業途中でアイディアが湧いたら提案することができる
- 修正・変更にすぐ対応できる
- 上司の提案、アドバイスをもらうことでよりよいもの、求められているものを作成することができる
また、すり合わせを行う過程で上司や同僚とのコミュニケーションも深まります。
さくらさん、いかがでしたか?
仕事をする上で失敗や後悔はつきものです。
あまり落ち込みすぎず、自分のキャリアに胸を張り、堂々と働いてください!
さくらさんがいきいき活躍できますように。
くよくよRoomは応援しています!