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はじめまして。27歳、女です。新卒で今の会社に入ってもうすぐ5年くらいになります。
中途採用で転職してきた上司がいるのですが、その上司の言い方がとにかくウザいです。
普通に注意すればわかるものの、遠回しに厭味ったらしく言ってきたり、小言も多いのがむかつきます。
27歳ということもあり転職も検討していいのかな、と考えているのですが、まだこの会社でやりたいこともあります。
どうにかこのウザさを切り抜ける方法はないでしょうか?
(相談者:悩み多き社会人)

onayami-soudan

悩み多き社会人さん、はじめまして。
くよくよRoomをご覧いただき、ありがとうございます!
くよくよRoomアドバイザーの律子です。

今の会社でやりたいことがあるのに、嫌味な上司のためだけに転職を選択することは非常に勿体無いことです!
これ以上、嫌味な上司に振り回されることなく、お仕事に全力投球できるようにいくつかの対処法を考えてみました。

嫌味を言われた時の行動を見直す

頂いた相談文の中に『普通に注意すればわかるものの、遠回しに厭味ったらしく言ってきたり、小言も多いのがむかつきます。』とありました。ここから悩み多き社会人さんが、何か注意をされている時に嫌味や小言を言われていることが推測できます。
その何らかの『注意される事柄』を減らせば、嫌味を言われる回数をぐっと減らすことができると思います。
つまり『危険回避』です。
今までのどんな嫌味を言われたか、振り返ってみましょう。嫌なことを思い返すことはしんどい作業ですが、注意された言動・行動を見直し改善します。

例えば…

◆作業にもたついている時の嫌味
『企画書1枚書くのにいつまでかかってんだ。のろまな亀でももっと早くできるぞ。起きてるかー?』
⇒上司が求めていることを察知する力を養い、タスクの優先度を上げ、早めに提出するよう心掛ける。

◆大事なプロジェクト等で上司と認識のずれが発生した時の嫌味
『そんなこと聞いてない。新入社員でもあるまいし、ホウレンソウ(報・連・相)の話からしないといけないのか。』
⇒メールのCCにはプロジェクト関係者を入れ、重要事項の確認や双方認識のずれがないことを証明してくれる第三者を作っておく。日程調整や決定事項の確認は念入りに。

上記のように自身の行動を見直してみると、嫌味や小言を言われる前に先手を打てるようになります。同時に上司の嫌味をバネに仕事の効率化はもちろん、スキルアップにもつながります。

上司が発する嫌味は口癖だ

私の職場にも嫌味な上司がいました。直接ネチネチ言われたことはなかったのですが、部下への嫌味を聞いていた時にこう思ったんです。
『この上司は素敵な言葉を知らないんだろうなぁ』って。
自分の大事な部下に『悪いことははっきり怒る』『評価できること、長所は思いっきり褒めて伸ばす』ということができていないんです。よくいうマネジメント能力不足の上司というよりは、人材育成の感動を知らない未熟な上司といえるでしょう。
自分より弱い立場の人間に嫌味をいうことで、自身のストレスのはけ口としているようにも見えました。
未熟な上司の口癖だと思えば、『また実もないことを言ってるやー』と気に留めることがなくなります。

嫌味を深刻に受け止めない

悩み多き社会人さんは、転職を考えてしまうほど上司の嫌味を真剣に受け止めてしまっています。上記のように上司にとっては安易な『口癖』かもしれないことに、心をすり減らすのはやめましょう。
嫌味や小言にもレベルがあるものの、そもそも上司は部下に小言を言いたくなるものです。年の功、良かれと思っておせっかいという場合もあります。

『ただの口癖』そう思って、嫌味を言われてしょぼんと反省する姿や無表情を封印し、以下のように接してみてください。

(同調できることには)笑顔で『おっしゃる通りです』
主張がある際は『●●について私はこう思うのですが、ご意見をお聞かせください』など、
いつもとは異なる堂々とした態度に、上司も嫌味を言えなくなるかもしれません。

onayami-soudan

悩み多き社会人さんが実践できそうな対処法はありましたか。
序文に記した通り、今の会社でやりたいことがあるのであれば転職することはお勧めしません。しかし、『いつでも転職できるんだ』という余裕な気持ちをもってお仕事してみてください。きっと嫌味な上司の見え方が変わってくるはずです。