woman

アルバイトのご相談ですが、
店長からの威圧が怖くて辛いです。

そんなつもりではないかもしれませんが、嫌われてそうな気がします。

する事がなく、指示も無いのでお手伝いをしていると「余計なことをしないで」と言われたり、「待ってて」と言われて1時間近く放置される事もあります。
放置されている間はする事がないので掃除をしたりしています。
「もう帰っていいよ」と2時間早く帰らされた事もありました。

役に立たない自分への悔しさと、戦力外通告されているような状況にいつも涙を流しています。

また、入社時に週30時間を超える内容で採用してもらい、社会保険に加入したのですが、現在は毎日4時間しか入れてもらえません。

正直耐え難く、辞めたいです。
今日も行きたくないです。

自分に甘いと思いますし、負けたような気がして悔しいです。

辞めるなら色々任されて辞めにくくなる前にやめた方が良いのかとも思いますし、
色々任されるようになればそんな事も無くなるのかなとも思います。

でも、任されるようになるまで耐えれるかも心配ですし、社会保険の事も心配です。

辞めるなら早い方がシフトへの影響も少ないのかなと思うのですが、どうなのでしょうか…
(相談者:田中)

onayami-soudan

田中さん、はじめまして。
くよくよRoomにご相談いただき、ありがとうございます!
くよくよRoomアドバイザーの律子です。

結論からいうと、早い段階でアルバイトを辞めることをおすすめします。

「仕事がうまくこなせない」「ミスをして落ち込んだ」というような理由でアルバイトを辞めたいという場合には「継続することで慣れて出来るようになりますよ」とアドバイスしています。

しかし、田中さんの場合には「威圧的な店長」「仕事を与えられない」「不明瞭な勤務時間」と自身の努力ではどうにもならない理不尽な労働環境に置かれています。
このような悪条件のアルバイトに対し、涙を流しながら頑張る必要はないです。

我慢して働き続ける必要はない

涙が出てしまうほど苦しいことを無理に続ける必要はありません。
田中さんが我慢することで心も体も不健康になり、働く意欲を失うようなことになっては元も子もありません。
心身の健康を守るためにも、今のアルバイトをなるべく早く辞めて別のアルバイトを探すことをおすすめします。
自分の条件に合ったアルバイトはたくさんあります。

自分の気持ちを大切に

私自身「ここは長く勤めてはいけないな」「契約と違うな」と感じた勤め先を3日で辞めた経験があります。
本当に辞めて良かったです。後悔はありません。

多くの不満を抱えながら働き続けることで自分の貴重な時間を失っていくのはもったいないですよね。

アルバイトで働く上で譲れない条件を今一度整理して「自分に合わない職場環境だなぁ……嫌だなぁ」という気持ちや直感を大切にしてもらいたいです。

自分で自分を責めすぎない

相談文の中に「役に立たない自分への悔しさ」「自分に甘い」「負けたような気がして悔しい」とありました。
田中さんは自分に厳しく、そして真面目な方なんですね。

しかし今回の件は、そんな風に自分で自分を責める必要がないと思います。
新人アルバイトの田中さん対し店長がきちんと明確な役割・こなすべき作業を指示できていないし、教育出来ていないのですから。
店長から戦力外通告されているようだと落ち込んでいますが、新人がはじめからうまくこなせるわけありません。
積極的にお手伝いや掃除を行った田中さんに落ち度はないと考えます。
ですから「すぐ辞めるなんて根性なしだ」と自分を責めないでください。

「自分への悔しさ」「自分の甘さ」というような気持ちは、やりがいを感じる仕事に懸命に取り組んでいる時まで取っておきましょう。

辞めるなら早い方がいい

田中さんがおっしゃる通り、辞めるなら早い方がよいでしょう。
本格的に仕事を教えてもらう前に、戦力として仕事を任される前に、店長に直接辞意を伝えます。

働きはじめてすぐに自己都合で辞めるということは、シフト変更など先輩や同僚にも迷惑をかけることです。
「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」「すみません」というお詫びの姿勢を忘れずに、多少文句を言われる・怒られることは覚悟しておきます。

辞めたい理由を準備しておく

アルバイトを辞めたい理由は「週30時間以上勤務することができないと生活が厳しいため」など、当初の勤務条件と異なる現状を伝えるのが一番角が立たないでしょう。

しかし「勤務時間を増やすから辞めないで」と引き止められることも想定しておくことが必要があります。
その可能性がある場合には「週30時間以上勤務することができないと生活が厳しいため」という理由は伏せて、以下のような理由を伝えると一般的に辞意を受け入れてもらいやすいです。

例)
◆体調が悪くなったため、長時間勤務することができなくてなってしまった
◆学業が忙しくなり、アルバイトとの両立が難しくなってしまった (田中さんが学生の場合)

田中さんがどのようなアルバイトをされているのか分からないので(「店長」から接客業・飲食業と推測)あくまで上記は一例ですが、状況に合った理由を考えてみてください。
言いくるめられて辞められないという状況に流されないように意志を固めておきましょう!

onayami-soudan

田中さんは「店長に嫌われているかも」と気にされていましたが、従業員に対して雑な店長から嫌われていてもいいのでは?と思うのです。

気に入られてその環境に染まってしまうより、田中さんの条件を満たした有意義なアルバイト先で尊敬できる先輩から認められた方が良い経験値を積むことができます。

辞意を伝えることは緊張しますが、しんどい悪環境のアルバイト生活から抜け出すためにも勇気を振り絞って行動してみてください。

くよくよRoomは田中さんの新しいアルバイトへの第一歩を応援しています!