「仕事のやる気がでないです」

仕事のやる気が出ない！4つの原因

まずは、『どうしてやる気が出ないのか』自身が抱える原因を考えてみましょう。
やる気が出ない原因は人それぞれですが、ここでは一般的にいわれている4つの原因をピックアップします。

1. 睡眠不足で、健康ではない状態

頑張りたい人さんがおっしゃるように、体力が落ちているとやる気が起こりにくくなります。
特に睡眠不足の状態は、仕事に影響を及ぼします。

睡眠不足になると……

• 仕事中に睡魔に襲われる
• あくびが止まらない
• だるい、疲労感がある
• 集中できない
• 考える力が弱まる
• 物事がめんどくさい

このように、やる気が出ない時に起こる現象に襲われます。
また、過剰なダイエットできちんと栄養が摂れていなかったり、風邪や持病など体が健康でない状態の場合、体も頭も休むことを要求しますから、思うようにやる気を出すことができません。
私は体質上、鉄分が不足すると集中力とやる気がなくなることが分かっています。

2. 苦手な仕事を抱えている

苦手意識がある仕事、作業を行っているとやる気が削がれることがあります。

例えば……

• 反復作業・単純作業が続く
• 体力勝負の現場だ
• 厳しい営業ノルマがあるが達成できる気がしない
• 自分のレベルより難しい仕事を抱えている
• アイディアが生まれず苦しんでいる
• 厄介な苦情処理を行わなければならない

『飽きる』『しんどい』『できない焦り』『プレッシャー』
それは、仕事をする上で避けられないことです。
しかし、これらの負荷が強まると、手が止まり、思考が止まり、やる気が出ない原因となります。
現実逃避をしたくなり、気づけばネットサーフィンなどをして時間を無駄にしてしまいます。

3. 悩み事や邪念に苛まれる

仕事やプライベートで、悩みや心配事あると仕事のやる気は一気にダウンします。

例えば……

• 転職を考えている
• 職場の人間関係に悩んでいる
• お金の悩みで頭がいっぱいだ
• 家族が病気になってしまった
• 彼女から別れを切り出された

『職場環境や仕事内容に不満がある』『心配事に追い詰められている』『ショックなことが続いて起きた』
人生の節目に直面すると、仕事中であっても一点を見つめ深く考えてしまいます。
心配事で頭がいっぱいになってしまうことは、人間なので自然なことです。
しかし、悩みが長期化することにより、やる気が出ないだけでなく心身共に不健康な状態に陥ってしまう可能性があります。

4. タスクが多すぎてお手上げ

仕事量が多すぎると『無理だ。今日も残業だ。』とはじめから戦意喪失します。
頼まれると断れず『できます！』と安易に仕事を受けてしまっていませんか？
勤務時間内でこなせるタスクには限りがあります。

• できないものはできないと断る力がない
• タスクを管理・調整できない

これらが原因で、やる気が出ないというよりは、仕事に向き合わず逃げたい気持ちが勝ってしまいます。

仕事のやる気を出す4つの方法

私は仕事中にボーッとしたりダラダラしはじめたら、以下の4つの方法でやる気をアップしています。

1. 体を整える

忙しい時は難しいですが、なるべく日々の生活で睡眠時間を6～7時間しっかり確保するようにしています。
これがやる気の基本です！

『食事をしっかりとる』『夜更かしをして睡眠時間を削らない』
こうすることで体を整えます。心身の健康を保つために重要なことです。
ランチタイムにお昼寝できたら、10分くらい眠ることで午後の仕事がはかどります。

また仕事中、デスクワークに集中できなくなってきたら体を動かすようにしています。

ずっと同じ姿勢でダラダラと仕事をするのではなく……
30分集中→トイレに行きながらストレッチ→45分集中→コーヒーを買いに行く→30分集中→デスクを片づける

このように歩いたり、体を動かすことを意識して仕事と休憩のメリハリをつけることで、やる気もコントロールすることが可能になります。

2. 簡単なタスクから消化していく

私は仕事でやる気がせず気分が乗らない時は、ToDoリストの中でも簡単なタスクからはじめることにしています。

通常、優先順位の高い作業からはじめますが、それが重たい仕事でやる気が出ない場合には、別の軽い作業を終わらせてしまうのです。
ひとつタスクを消化することで、達成感を得て仕事のリズムを取り戻します。

優先すべき難しい課題も、細分化してみると負荷が軽くなるのでおすすめです。
『重いも軽いも、どんな仕事もだるいし、やる気しない。』という時は『10分だけやろう』と短い時間を設定してはじめてみてください。
作業をはじめてみると、『気づいたら50分経っていた！』なんてこともあります。

3. 好きな言葉や名言を励みにする

日頃、本や映画、署名人のSNSなどで素敵な言葉に出会ったら、手帳やEvernoteなどスマホのアプリなどに書き留めるようにしています。

やる気が起きない時に、それらをチラリとみて、だらだらしている自分を奮い立たせる方法です。

自身の夢や目標でもよいですね。

『こんなんじゃいけない！』とハッとさせられますし、今自分は何をすべきか気づかされます。

4. 気持ちよく遊ぶことを考える

ダラダラと仕事をした日より、仕事を頑張った日の方がプライベートの時間が楽しいことを知っています。

頑張った後のお風呂、頑張った後のビール、頑張った後のドラクエ……

やる気なく仕事した日は、遊んでいる時間もどこか気持ちに引っかかるものがあります。

仕事を頑張った後には、思いっきり楽しめる時間が待っている！
プライベートの楽しみが、仕事の活力になります。