「転職サイトの選び方のポイントは？」

転職サイトと転職エージェントの違い

まずは、転職サイトと転職エージェントの仕組みの違いを理解することが、より効率的な転職活動への第一歩になります。

転職サイトは、自身で条件を設定し検索することで、たくさんの求人情報から希望の企業を探すことができるサービスです。
自分のペースでさまざまな求人を探すことができるので、自身のキャリアと企業が提示している応募資格が合致しているかなど、本格的に転職活動をはじめる前の情報収集にも役立ちます。

転職サイト内に多くみられる転職エージェントは、転職のプロであるキャリアアドバイザーが、無料で転職活動をサポートしてくれるサービスです。
自分に合った求人をどんどん紹介してくれるだけでなく、活動していく上で不安点や疑問点なども気軽に相談することができます。

転職サイトの特徴

◆自分に足りないスキルを確認するのに役立つ

求人情報の応募資格をチェックすることで、自分のキャリアの強みやスキル不足など、転職する前に自分のキャリアを見つめ直すことができます。

◆こだわりから企業を検索できる

業種・経験・スキル・憧れの企業名・希望の年収・希望勤務地・人気求人ランキングなど、あらゆる条件から自分に合った求人情報を探すことができます。

◆転職に関するコンテンツが充実している

転職サイトには新着の求人だけなく、適正な年収を知ることができるツールや転職セミナーなどのイベント案内など、転職に関するコンテンツが満載です。うまく活用することで、知っておきたいお得な情報をキャッチできたり、転職の視野をぐっと広げることが可能です。

転職エージェントの主な特徴

◆転職に関するアドバイスをもらえる

退職手続きの方法から履歴書・職務経歴書の書き方はもちろん、自身の売り込み方や面接時での改善点まで転職に関するアドバイスがもらえます。

◆非公開求人の紹介

非公開求人だけでなく、キャリアプランやスキルに合った案件など、自分では探しきれない求人情報を得ることがきます。

◆給与や待遇の交渉、入社日など調整

企業に問い合わせづらい内容もキャリアアドバイザーが交渉、調整してくれます。

転職サイトを選ぶ際に注意すべきポイント

①希望した業種に特化した転職サイトが見極める

⇒転職サイトには、業種や職種に特化したサイトが存在します。自身が希望している業種を強みとしている転職サイトは必ずチェックしておきましょう。求人保有数が多い大手の転職サイトよりも、専門性が高い案件は業種に特化した転職サイトの方が、より多くの求人案件を得られることがあるからです。

• システムエンジニアやウェブクリエイターなど、IT業界に特化
• パタンナーやバイヤーなど、ファッションアパレル業界に特化
• 医療機器系の営業・薬剤師など、医療業界に特化

➁会員登録は多くても3社までにしておく

⇒たくさんの情報をチェックすることは大切ですが、転職サイトへの会員登録をたくさんしてしまうと、メール確認に追われ情報過多になり、面接の日程調整等も複雑化してしまうため、疲弊します。それが原因で転職活動が滞っては本末転倒です。

➂自分が使い勝手のよいサイトを選ぶ

⇒宗男さんのおっしゃる通り、一般的には求人案件数が多く個人情報がしっかり守られる大手に登録することが好ましいとされています。

私が転職活動に利用したサイトも大手2社の転職サイト・エージェントを利用しました。転職サイトやエージェントの比較サイトがありますが、それらの情報は参考程度にしておきましょう。評判のよい大手のエージェントにお世話になりましたが、キャリアアドバイザー1人あたりに多くの転職希望者を抱えてるため多忙だったのか、重要なメールの返信がとても遅いなどの弊害がありました。

自分自身で利用してみて『転職に関するサポートが手厚いので安心だ』『親身になってくれる有能なエージェントを見つけた』『希望する業種の求人が他のサイトより揃っている』
など、しっくりくるサービスを見つけることが1番です。

私が実際に利用した転職サイト

転職時、私が利用してよかった転職サイトを2つご紹介します。

リクナビNEXT

リクナビNEXTの公式アプリを活用することで、求人情報をより効率よくチェックすることが可能です。希望条件からの検索はもちろん、通勤時間などにSNSをみる感覚で気になる求人にハートタップできるなど、大切な情報を見逃さない転職に強い味方でした。

▶リクナビNEXT 公式サイトへ

マイナビエージェント

転職活動が長期戦になっても無期限でエージェントサービスを受けることができたので、安心でした。また、希望条件やスキルから、キャリアプランについて相談できたことで選択すべきことが整理され、迷いが解消されました。

▶マイナビエージェント公式サイトへ