はじめまして。
今まで3社を経験してきたのですが、いずれの職場も人間関係が良くない職場で困っています。
職場内の派閥があったり、いじめがあったり…と様々です。
できるだけこういう余計なことに頭を悩ませたくないのですが人間関係の良い職場の見分け方はありますか?
(相談者:派閥悩み女子)
派閥悩み女子さん、はじめまして。
くよくよRoomにご相談いただき、ありがとうございます!
くよくよRoomアドバイザーの律子です。
職場の人間関係が最悪だと、毎日が憂鬱で会社に行きたくないですよね。
働くだけでも大変なのに、人間関係を気遣い、悩まなくてはならない状況は非常にストレスが溜まります。
そんな状況を脱するために転職を考えますが『転職先の人間関係も良くなかったらどうしよう』と不安に思い、心配は尽きません。
人間関係の良い職場の探し方
私が転職活動をしていた際、職場の雰囲気についての情報収集は怠ることなくしっかりチェックしていました。
私が実践していた人間関係の良い職場の探し方や良い職場を見分けるポイントをご紹介します。
離職率を調べてみる
大量募集の求人を頻繁に掲載している会社は『人材が定着しないんだなぁ。ブラック企業なのかな?』という印象を持ちますよね。
希望する企業の離職率を知ることは、比較的平穏な職場を探すひとつの指標となります。
離職率を調べる方法
◆リクナビNEXTのこだわり求人検索
リクナビNEXTの求人検索なら、『離職率5%以下』のこだわり条件で絞り込みができるので離職率の低い会社の情報を簡単に検索することが可能です。
◆転職エージェント
転職のプロであるキャリアアドバイザーに、気になる会社の離職率や会社の雰囲気などを聞くことができます。
私は転職活動時にリクルートエージェントを活用していたのですが、離職率だけでなく社風なども積極的に質問していました。
他にも離職率を計算したり、就職四季報の平均勤続年数をチェックするなどの方法があります。
しかしそこまで詳細に離職率を割り出す必要はありません。
なぜなら離職率が高いのはポジティブな理由の転職が多いからかもしれませんし、勤続年数が長いからといって良い会社であるとは限らないからです。
企業のクチコミサイトを見る
キャリコネなどの企業の評判サイトを見てみると、企業で働いていた人のリアルな声、リアルな職場の雰囲気を知ることができるのでおすすめです。
ただし、職場の恨みつらみを晴らすためオーバーに書き込んできる人もいるでしょうし、あまり鵜呑みにしないように参考程度にチェックしてみてください。
何人もの人が派閥や人間関係が最悪だったと書き込んでいれば、回避した方がよさそうです。
人間関係の良い職場を見極める【私の3つの経験則】
私の経験を基に人間関係の良い職場で働くための3つのコツをご紹介します。
1. 圧迫面接をするような会社は回避
私は転職活動時、圧迫面接を受けたことがあります。
私の言葉尻をとらえて厳しい言葉で責められたりダメ出しのようなことを言われました。
それでも怒りを堪えて質問に回答し続けましたが『こんな会社受かっても絶対入らない』面接中に心に誓ったのでした。
非常に横柄な態度で人を小バカにするような上から目線の会社は異常だと感じました。
圧迫面接をどう切り抜けるか力を試しているのでしょうが、会社に興味を持って緊張しながら面接に来ている人に対して非常に失礼ですし、そういう人間と一緒に働きたくないです。
人事担当がこれでは『社内で問題が起きたい時に誰が耳を貸してくれるのか』『職場はパワハラが横行しているのではないか』などと勘ぐってしまいます。
2. 企業のブログやSNSを探る
クチコミサイトを見ることをおすすめしましたが、もうひとつの重要な情報源企業発信の公式ブログやSNSから職場の雰囲気を探ることです。
公式ですから、表面上は仲の良い雰囲気ですがよく見ていると分かってくることがあります。
私が気になっていた会社のFacebookに、ハロウィンパーティーや花見の様子が投稿されていました。
会社の規模や人数から考えても参加者が少なく、イベントに参加しているメンバーはいつも同じメンバーのようでした。
『他の人は残業しているんだろうな』『乗り気じゃなくて帰ったんだろうな』と推測しました。
また別の会社では、面白いブログにしようと先輩が後輩に無茶ぶりをするような記事がアップされており、体育会系なノリでこれが面白いと思っている感覚は嫌だなと感じました。
接客業や販売などでは、客としてショップに行ってみると雰囲気が分かりますね。
会社訪問以外ではなかなか見ることができないオフィスの雰囲気は、公式ブログやSNSをチェックして自分に合った雰囲気なのかとことん探ってみましょう。
3. ぶれない自分でいる
『人間関係は最悪だけど、今の仕事内容は好きだから続けたい』と思いながら働いていた時期があります。
人間関係の問題だけで転職してしまうのはもったいないですよね。
その頃、以下のようなことを心掛けて乗り切っていました。
◆くだらない派閥争いに介入しない
⇒それで評価が下がってもよし!
◆どんな職場にも色々な人がいると覚悟する
⇒色んな人が居るから面白いこともある!
◆自分と合わない人は無視するのではなく、うまくかわす、受け流す
⇒大人ですから!
◆自分が職場の雰囲気を変えることもできる
⇒他力本願にならない!手助けやアドバイスなど自分にできることはする!
◆揉め事を起こす張本人の退職や人事異動であっさり解決することがある
⇒時が解決することがある!
人間関係ばかり気にしていると毎日が地獄ですが、気にしないでいると時が解決してくれたということが多々あります。
我慢したり無理をしたりする必要はありませんが『自分は自分、他人は他人。職場は仲良しごっこする場じゃない!』のスタンスで集中して仕事に取り組んでいると、自分の味方になる人や共感してくれる人が自然と集まってくるんですよね。
派閥悩み女子さん、さまざまな方法で情報収集する中で『自分にはちょっと合わないかもな』という自身の中で働く危険回避の思考は大切にしてください。
ファーストインプレッションが正しかったことって多いんですよね。
派閥悩み女子さんが人間関係のしがらみから解放されますように!