「年末年始の転職活動、タイミングや時期に問題ない？」

　

年末年始は求人数が多いのか？

厚生労働省で公表している求人倍率などのデータを基に、年末年始がある12月・1月の動向を調べてみました。

結論からいうと、4月入社の春採用に向けて12月から求人が増える傾向にあります。

厚生労働省一般職業紹介状況（平成30年9月分）についてや、厚生労働省愛知労働局平成30年8月分 最近の雇用情勢の求人倍率の推移・新規求人倍率などを参考にしてください。
全国の求人倍率の状況をチェックすることが可能です。

年末年始に向け、求人は減るどころか増える傾向にあることが分かりました。
リクナビNEXTなどの転職サイトを利用し、求人情報をチェックしてみてください。

年末年始の転職活動が不利に働くことはない！

年末年始に求人は豊富にあることは分かりましたが、年末年始は企業もバタバタしているタイミングで転職活動をしたら迷惑なのではないか、不利に働くのではないかと心配になりますよね。

重岡さんのように冬のボーナスを取得してから転職をしようと考えている人は多くいらっしゃいます。
「働きながら転職活動を行い、転職先が決まったら冬のボーナスをもらって有休消化してから退職日を迎える」
理想的かつ計画的な転職ですね！

会社を辞める人がいれば、後任者が必要になります。
人材不足解消・人材確保のため、企業は積極的に中途採用をすると考えられます。
求人を募集している会社の採用担当は「いい人材を早く欲しい！」とたくさんのエントリーを待っています。

企業の業種・職種によって事情は異なりますが、繁忙期や年末年始などのタイミングに遠慮することなく積極的に転職活動することをおすすめします。

年末年始の転職体験談

私はちょうど年末年始に転職活動をしていたことがあります。

その頃のメールを見返してみたのですが、一般的な企業の仕事納めに近い日まで転職エージェントのキャリアアドバイザーとやり取りをしていました。
年末ぎりぎりまで転職活動していたんですね。

お正月休みは転職活動を忘れて思いっきり遊んでいた記憶が……。
そして、一般的な企業の仕事始めから4日後には面接に行っていたようです。

私は無職になってから転職活動はじめました。(詳しくは「退職と転職、どちらが先？」をご覧ください。)

会社を辞めずに働きながら転職活動をされる方はお正月休みを有効活用し、企業の情報収集や面接のシュミレーション、SPI対策などの準備をしておくと転職成功により近づくのではないでしょうか。

年末年始は「遊ぶ時は遊び、転職準備も進める！」メリハリあるお休みの過ごし方をしたいですね！

年末年始の転職活動で一番大切なこと

「年末年始は求人が少ないかなぁ……」
「繁忙期のタイミングでエントリーしたら損するかも……」

これらの心配が払拭された今、一番大切なことをお伝えします！
それは自分が転職活動をする際、希望する会社の求人募集があるかどうかです。

行きたい会社の採用情報は常にチェックしておく必要があります。
転職は「転職活動」「仕事引継ぎ期間」「ボーナス取得・有休消化」これらを考慮した退職日など計画性とともに「タイミング」も大切になります。　
今後のキャリアビジョンを考慮し、採用情報を確認しておくことが重要です。