「毎年恒例の会社のバーベキューに行きたくないです」

男性社員にも手伝ってもらう

相談文には、

• 食材の扱いは女子社員中心に行う
• 女子社員が少ない（男女比10:1くらい）

とありました。

上記、2つの『面倒』を軽減する一番の方法はズバリ『男性社員にも手伝ってもらう』ということです。女性社員の負担を少しでも減らしてしまいましょう。
ここで注意したいのは、食材の準備に関しては、『女性社員中心で行う』という役割分担はしっかり守らないといけませんから、男性社員にはあくまでも自然に、頼りすぎず、上手にお手伝いしてもらわなくてはなりません。
男女比10:1ですもん、準備段階でも現場でも『手持ちぶさたな男性』はたくさんいます。

私は以下のようなことを手伝ってもらったことがあります。

• 予算内で食材を購入する際、サイドメニューのセレクトに頭を抱えますよね。参加者が食べたいもの、お子様に好評な食材等をメールにて事前アンケートを取っておくと購入準備が捗ります。
• 重い飲料類を運んでもらったり、バーベキューの定番野菜カボチャが硬くて切れない時は『力持ち集合ー！』と声をかければ快く手伝ってくれました。そういえば、バーベキューコンロの火の番って、絶対男性が率先して行ってくれますよね。
• 釣りが趣味の男性社員に河川敷で釣った魚を焼く作業をお願いしました。男性社員も作業を楽しんでいるようでした。

家族を持つ男性社員の中には『バーベキュー慣れ』をしている人もいます。大変だなぁと思われる作業に関しては、素直に頼ってみてはいかがでしょうか？

会社のバーベキュー『遊び3割・仕事7割』

旅好き女子さんの『社内バーベキュー』には、男性社員の奥様やお子さんもいらっしゃるということ、それはすごく気を遣いますね。『社内バーベキューに行きたくない』という気持ちの大きな要因と言えます。
相談文に『バーベキューは外に遊びに行くのに仕事をしているようで気分が滅入ります』とありました。私の場合、会社のイベントであるバーベキューは『遊び3割・仕事7割』と捉えるようにしていました。
その理由は、100％プライベートな時間ではないからです。会社のメンバーが揃えば、自然と『仕事モード』になってしまいますね。
またバーベキューを行う上で、安全面には気を遣います。同伴のお子さんがバーベキューコンロでやけどしないか、河川敷に近づいていないか等、奥様がきちんと見ているとは思いますが、事故がないように注意します。男性陣も運転担当以外は、お酒を飲みますから、通常時より注意力散漫でしょう。
だからといって、気を張って遊ばない訳ではありません。ある程度、バーベキューを楽しんだら、同伴の奥様や子供たちとバドミントンをします。スポーツが楽しめるアイテムを持参すると、奥様や子供との会話に過剰に気遣うことなく楽しむことができるのでおすすめです！

『楽しみ』や『目標・目的』を作って参加してみる

『社内バーベキューが面倒で行きたくない』という気持ちだけに支配されないように、自身で『楽しみ』や『目標・目的』を作って参加してみることをおすすめします！
因みにこの方法は、単純に『バーベキューに行きたくない』という人にも有効です。

例えば……

• 食材係の特権を活かして、マシュマロを炙ったり、アルミホイルでポップコーンを炒ったり、岩塩プレートを使ったバーベキューなど、これを機会に気になっていたことに挑戦する！
• プライベートで予定されている『バーベキュー合コン』の予行練習だと思って、女子力が高い女性社員や奥様方を見本に気が利く・モテる行動を勉強する時間にしてみる(ものすごく前向き！)
• 勤務中にはあまり話すことのない、ちょっと気になっている人と積極的に会話する
• 最近元気がない後輩に声を掛けてみる（会社の会議室に呼び出して事情を聞くよりも、オープンな環境のせいか話してくれる、打ち明けてくれるように思う）

ちょっと軽薄な内容も含めてご紹介してしまいましたが……　上記のような『楽しみ』や『目標・目的』を持って参加することで、『面倒くさい会社行事の時間』から『自分にとって少し有意義な時間』に変えることができます。