「40代、会社に行きたくありません……」

『会社に行きたくない』『無気力』は当たり前！？

大丈夫です！多くの人はダメリーマンさんと同じように、『会社に行きたくない』という気持ちを少なからず持って働いています。

◆働く人が陥る『会社に行きたくない』『無気力』を生むネガティブな考え

• 賃金アップ・出世が見込めない
• 会社の業績不振・業界が衰退傾向にある
• 会社の人間と反りが合わない
• 毎日単純作業ばかりで実績がない
• 自分に向いていない仕事をしている
• 仕事に意義を見出せない
• 仕事に関する具体的な目標・目的がない

該当する数は人それぞれ異なると思いますが、皆いくつか当てはまっていると思います。

近年、メディアやSNSの普及で『自分の好きな仕事をして輝いている人』や『贅沢品で彩られた暮らし』等を目にする機会が増えました。そのような表面的で造られた情報と自身を比較して『自分はこんなに働いても給料が上がらない』など、自分を卑下することが多くなったように思います。

人は、苦労を他人に見せないものです。
恵まれた容姿をもつアイドルや好きでたまらないサッカーを職業にしている選手達も、私たちの目からみたら大金を稼いで充実しているように見えますが、将来の不安やプライベートの不自由、怪我の心配等それらの悩みは計り知れません。

このように皆不安を抱えながら働いていることを再確認することで、少しは気持ちが楽になりませんか。

仕事へ意義を見出す一歩とは

相談文の中に『仕事は斜陽産業』『小さな会社の中間管理職なので目立った実績もありません』とありました。

斜陽産業にもチャンスはたくさんあります。
小さな会社の熱意と思わぬアイディアで成功する例も少なくありません。今、行っている仕事とは別に、会社の成長を助けるイノベーションを考えてみてはいかがでしょうか。通常業務以外に目標・目的を持ち、挑戦してみるんです。諦めから生まれる無気力を払拭し、チャレンジすることで実績を積むことができます。

また仕事をすることで、会社は勿論、社会のためになっていることをもっと実感してください。『必要とされること』『人の役に立っていること』って、当たり前なんですが、とっても重要なことなんですよね。

少しずつ自信を持てることを増やしていく

『出世ができない』『実績がないから転職できない』と冷静に自己分析が出来ているのかもしれませんが、相談文から自信のなさが伝わってきます。
実際、私も『自分に自信を持つ』ことが不得意なので、分かります。自分に自信を持つことで『会社員人生に先行き明るいことが何もない』なんていうネガティブな考えが薄れるはずです。

急に自信を持つなんてことは非常に難しいので、以下のようなことから少しずつ自身を高めていきます。

◆自信のきっかけとなること

• 資格を取得
• 趣味など、仕事以外の特技を持つ
• ボランティア活動をしてみる
• 社内でチャレンジの賛同者をつくる
• スポーツをして体を整える
• 通常業務の効率化を図る
• 部下に何かを教える

転職サイトをチェックしてみる

転職サイト をチェックすることも、自信につながるひとつの有効な方法です。
一般的に40代半ばでの転職は厳しいといわれていますが、求人情報をチェックしてみると『40代～60代が活躍中！』という案件は多く見受けられます。

暗に転職を勧めている訳ではありません。

『自身のキャリアであれば、このような会社に転職可能なのか』
このように前向きな視点で転職サイトを見ることで、

• 自身の可能性に気づき、異業種での活躍を展望する
• 企業の情報収集から、斜陽産業にチャンスを見出すヒントを得る

など、ネガティブからポジティブな方向に切り替えることができます。