「辛くない仕事の探し方を教えてください」

ネット上の『楽な仕事ランキング』ってホント？？

転職サイトのコンテンツなどでよくみかける『楽な仕事ランキング』を信じてもよいのでしょうか。
結論からいうと、『楽な仕事ランキング』は半分信じて、半分信じないことがベストです。

このようなランキングは、アンケートの人数や対象年齢、男女比など調査条件によって結果が多く異なります。サイトによっては、正しく調査されているのか信憑性に欠けるランキングも多く存在します。

『楽な仕事ランキング』はこうみる

転職活動中の情報のひとつとして、以下のような感覚で参考程度に見ておきましょう。

• この業種は楽な仕事としてよくランクインしているな
• 自分にとってこの仕事は楽なのかな
• 他の仕事と比べてどういうところに楽を感じているのかな

このような疑問から気になる業種があれば、詳しい実態を自分でしっかり調べてみることが重要です。表面的なランキングから踏み込んで調べてみることで、転職活動の視野を広げることもできます。

辛い仕事とは

世の中には、きつい・汚い・危険の3Kと呼ばれる仕事がありますが、もう少し具体的に辛いと思われる仕事を挙げてみましょう。

• 一日中単純作業が続く仕事
• 納期に追われる仕事
• 常に難しい勉強が必要な仕事
• 体力勝負な仕事
• 人の命を預かる仕事
• ノルマに追われる仕事
• 残業だらけ、怪しいサービスを提供しているブラック企業での仕事

しかし、上記の仕事が全ての人にとって辛いというわけではありませんよね。大変なことがあっても、やりがいを感じている人もいます。
『辛い』の基準は人それぞれで、まきこさんが楽だと思う仕事でも私にとってはしんどい仕事かもしれません。

自分にとって『不向きなこと』『やりたくないこと』『目標と反していること』これらを継続しなければならない仕事が辛いと考えます。

自分にとって辛くない仕事とは

では、どのような仕事に就けば辛くないのでしょうか。

それは、自分をよく知ることがポイントになります。
今までの人生を振り返り、自分が楽しかったこと、時間を忘れて夢中になったこと、アルバイト経験の中で充実感が得られたことなどを思い出してみてください。
同時に、嫌いだったこと、アルバイト経験の中でもう二度とやりたくないことなども書き出してみましょう。

自分の傾向を見直し、仕事を探す上で大切な『向き不向き』を再確認します。
また将来の目標や好きな傾向を意識することで、自分に合った仕事により近づくことができると同時に、やりたくないことを回避できることに繋がります。

楽な仕事ばかり追いかけていると……

楽して稼げるのであれば、それに越したことはありません。
しかし、楽ができる仕事ばかり選んだり、楽な環境に甘んじていると、自分が成長できない可能性があります。

仕事＝苦労しなくてはならないということではありませんが、大成している人は『大変なこと』に試行錯誤し、挑み続けています。しんどいと感じることに対して『どうしたら楽になるか』と考えます。効率化を図るなど、問題改善に取り組むことは仕事をする上で重要であることも知っておいてほしいことのひとつです。

自分にとって辛くならない仕事の探し方

通勤時間などを利用して、転職サイト の求人情報をチェックしてみましょう。
転職サイトを見る際は、『自分がしんどくならない』『自分にとって辛くならない仕事』を探すことがポイントです。

• ブラック企業を見極める
• 働く上で譲れない条件を整理しておく
• 自分のやりたくないこと、向いていないことを明確化する
• 夢や目標を立てる、そのためには乗り越えなくてはならなこと壁もあることを覚悟しておく

(壁だと辛い感じがするので、ステップアップするための挑戦とポジティブに考えるとよいですね！)

これらを忘れずに転職活動をすることは、辛い仕事から自分を守る自己防衛になります。
この準備をすることによって、自分が求めている仕事を絞りこむことができ、探しやすくなります。