職場の八つ当たり「俺怒ってるんだよね」という言葉について。

後輩に八つ当たりする先輩の特徴

先輩は「俺怒ってるんだよね」と威圧的ですが、内心はお客様に怒られたことにかなりのダメージを受けたのだと思われます。

▼先輩の心情を推測してみました。

◆お客様に怒られてショックだった、恥をかいた
◆他人のミスで自分が怒られた
◆後輩の前では仕事ができる職場の先輩としての威厳を保ちたい
◆日頃の後輩の働きぶりに不満を持っている
◆怒られた状況を説明し、職場のメンバーに共有したい

先輩はこれらの気持ちを後輩にうまく伝えられなかったのではないでしょうか。

先輩は気が弱く、後輩の教育が不得意のかもしれません。
仕事ができる芯の通った先輩であれば、苦情の原因と改善案をしっかり考え、冷静かつ的確に後輩へ伝えることができるでしょう。

八つ当たりする先輩への対処法

何に対して怒っているのか明確にする

広い心で話を聞いてあげることで、理不尽な怒りをおさめる方法があります。

人は誰かに怒られたりショックことが起こると一人では抱えていられないという傾向があります。
誰かに話すことで共感してもらい、受けた衝撃を分散し軽くしたいという反応が見受けられるからです。

面と向かって言えない場合、Twitterなどを利用して「怒られた」「失敗した」「こんなことが起きたけど！」とつぶやくことで気持ちをおさめる人もいます。
気弱な人ほど「あなたは悪くないよ！」という励ましだったり「それ分かるー！大変だったね」と共感してもらえることで救われたりします。

まず「俺怒ってるんだよね」と言われたら「どうしたんですか？」と何が起きたのか耳を傾けます。
苦情の原因が自分でないのなら、むやみに謝らず堂々としていましょう。

「職場のメンバー全員でこういうことに注意した方がいいですよね。」と冷静に対応すれば、先輩のイライラも静まると考えます。

自分が悪くなくても先輩はどう考えているのかをきちんと聞いて、直せるところは直す、納得できないことは意見し改善案を出すことが大人の対応です。

スルースキルを身につける

職場は色んな性格の人の集まりです。
先輩の性格を変えることはできませんから、付き合いづらい人とは一定の距離を保ちながら仕事をすることをおすすめします。
「完全無視」のような稚拙な方法ではなく、通常業務を滞りなく進めるためにもスルースキルを身につけることが大切です。

自己中心的な性格に振り回されストレスを抱え、自分のコストパフォーマンスが落ちてしまうなんてもったいないですよね。

「あの人は何なんだろう。」と真剣に捉えてしまうのではなく「また逆ギレしてる。こういう人なんだな。」と受け流すスキルを身につけましょう。

先輩より自分がステージアップする

理不尽な先輩に「もう何も言わせない」ポジティブな方法があります。
それはその先輩と同じステージからはりぃさんがステップアップすることです。
先輩の態度や性格を変えられないなら、自分が変わればいい！

先輩より昇格し仕事ができるようになれば、先輩は文句を言えません。
先輩との関わり合いも減りますし、はりぃさんのスキルはどんどん向上し昇給も見込めるという一石二鳥のポジティブな解決策です！