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仕事がもうつらくて限界です。
仕事を辞めてもいいでしょうか。

現職で働いて2年目、社内の労働環境と人間関係が最悪です。
(相談者:浩二)

onayami-soudan

浩二さん、はじめまして!
くよくよRoomにご相談いただき、ありがとうございます。
くよくよRoomアドバイザーの律子です。

相談文から浩二さんが精神的に追い詰められている状況が伝わってきて、とても心配しています。

結論、しんどい毎日が続くようであれば仕事から離れましょう。
休職・退職してもいいんですよ。

私も浩二さんと理由は異なりますが、会社に疲れて逃げるように退職した経験があります。
後先考えない退職には、メリットもデメリットもありました。

これから浩二さんがどのように行動すればよいのか、私の経験に基づいてアドバイスできたらと思います。

休息することが最優先

労働環境プラス人間関係が最悪とは、逃げ場がなく辛い状況ですね。

推測するに……

◆労働環境が悪い
⇒ サービス残業や休日出勤が当たり前で体がしんどい
⇒ プライベートの時間がとれない不摂生な生活が続いている
⇒ ノルマ達成に追われる過酷な毎日だが低賃金、ブラック企業だ

◆職場の人間関係
⇒ 上司から理不尽に怒鳴られる
⇒ くだらない派閥争いに巻き込まれている
⇒ 陰湿な職場イジメがある

あくまでも一例ですが上記のようなことがストレスとなり、体力面・精神面の両方が疲弊します。
そして鬱病や健康を害す病気などにつながってしまう可能性があります。

ですから、浩二さんにはまず体と心を休めることを優先してほしいです。
自分の体、メンタル面を大事にしてください。
『限界だ』『もう無理だ』と思ったら早めに休みましょう。

疲弊すると正しい判断・選択ができなくなる

心身共に疲弊することで働くパワー・考えるパワーが湧かなくなり、自分にとってのベストな選択など正しい判断ができなくなる可能性があります。

  • 『みんなのように働けない自分はダメだ』『社会人失格だ』などネガティブ思考が強まり、自分を責めるようになる
  • 休息をとらなくてはならないタイミングがわからなくなる
  • 退職や転職など選択を誤る

このようなことに陥る前に会社を休む、心身の休息を確保することが大切です。

会社を辞めて転職する際のポイント

心身を休め、色々熟考した結果『会社を辞めよう』『転職活動をしよう』と転職の決意をした場合、なるべく失敗や後悔のない転職にするためのポイントを3つにまとめました。

1. 現職を続けながら転職活動をする

序盤にも少し触れましたが、私自身次の転職先が決まらないまま会社を辞めた経験があります。
会社を辞めることでストレスから解放されて穏やかな生活を取り戻しました。
これから新たなスタートがきれるという前向きな気持ちを持てたことは、会社を辞めて得た最大のメリットです。
私は旅行や趣味など自由な時間を十分に満喫し、やっと腰を据えて転職活動をはじめました。

しかし現実は厳しく、自分が希望している会社から内定をもらえない不採用が続きました。
無職の期間が長くなることに焦り、結局自身の転職条件を下げて転職先を決めることになったという苦い経験があります。

これらの経験を踏まえ、なるべく今の会社で働きながら転職活動をスタートすることをおすすめします。

転職サービスをうまく活用

通勤時間を利用して転職サイト で求人情報収集をはじめましょう。

また、マイナビエージェントなど転職エージェントに無料登録して担当のキャリアアドバイザーに『現職を続けながらの転職活動であること』を伝えておくことで、それに配慮したお仕事紹介・面接日時などを設定してくれるので働きながらの転職活動が円滑に進めることができます。

『転職しながら働ける状況にない』
『すぐにでも会社を辞めたい逃げたい』
『辛くて限界これ以上勤めるのは難しい』
このように追い詰められている場合には無理をせずに休職・退職して、元気を取り戻したら転職活動をはじめればよいのではないかと考えます。

2. 転職先の社内事情を調べておく

転職活動をする上で気になる会社や求人募集にエントリーを検討している会社があれば、キャリコネなど企業の評判サイトを利用して事前に社内事情を調べておきましょう。

きちんと情報収集をし、生の声をキャッチしておくことで『ブラック企業だ』『前職の不満を転職先にも感じる』などの失敗を繰り返さないようにすることが重要です。

3. 面接時の転職動機はポジティブに!

転職活動の面接時『退職理由』を聞かれます。
その際『労働環境に問題があった』『職場の雰囲気が悪かった』など、ネガティブな理由は伏せておきましょう。

ネガティブな理由を聞いた面接官は、表面的には同情もしくは共感しているような対応をみせますが内心では『残業が多くなったりすると不満を持ちそうだな』『コミュニケーション能力に欠けるのかな』などマイナスに紐づける傾向にあります。

『以前から○○に興味を持っており、これまでのキャリアを活かしてこのように会社や社会にも貢献していきたい』というようなポジティブな転職動機は『一緒に働いてみたい』『このスキルは役立ちそうだな』とプラスの方向に働きます。

現職(前職)の負のオーラは封印し、自分のキャリアに胸を張って堂々とアピールしましょう。

onayami-soudan

浩二さん、まずは無理をせずに心身を休めることに努めてください。

休む ⇒ 心と体が元気になる ⇒ 自分がやりたいこと進みたい方向を考えてベストな判断ができる ⇒ 転職のための情報収集をはじめる ⇒ 一歩踏み出せたことに心が軽くなる

このようなポジティブな流れを思い描いて行動することをおすすめします。

以前受けたお悩み相談「職場のストレスが凄すぎて仕事を辞めたいです」が、浩二さんのお悩みと類似していますのでよかったら合わせて参考にしてください。

浩二さんの悩みが少しでも晴れますように!