woman

二週間ほど前まで、普通に仕事をしていましたが、最近上司に怒られまくっていました。
たしかに私が悪いのですが、凄い威圧感をかんじます。

でも気にせず仕事をしていましたが、今日休憩室から私の話をする皆んなの声がして、私がいることがわかれば小さい声になりました。
私はすごく傷つきました。涙はとまらないし、凄くいい職場だと思っていたのに、凄くショックでした。
落ち込みたくないのに、忘れる方法がわかりません。死にたいほど嫌です。
(相談者:つぎ)

onayami-soudan

つぎさん、初めまして。
くよくよRoomにご相談いただき、ありがとうございます!
くよくよRoomアドバイザーの律子です。

自分に対する陰口を聞いてしまうと、本当にショックで強い衝撃が走りますよね。
私も1度経験したことがあるので、すごく落ち込んでしまうつぎさんの気持ちが痛いほど分かります。

本当に傷つくんですよね、陰口って。
どうせなら直接指摘してほしいよなぁと思いますし。

でも、陰口ごときに自身の活力が吸い取られて、毎日ネガティブに過ごすなんてもったいないです!!
「もう気にしすぎるのやめよう!忘れよう!」と気持ちを切り替える方法をご紹介しますね。

自分の悪口・陰口に落ち込む気持ちをポジティブに切り替える方法

1. 悪口・陰口と捉えない

相談文の中で気になる点があります。

休憩室から聞こえてきてしまった「つぎさんについての話」というのは、上司に怒られている事柄、つまり仕事に関する内容だったのでしょうか。
それとも仕事とは全く関係のないつぎさんの容姿や言動などについての陰口だったのでしょうか。

仕事に関する話であれば「ある程度言われているだろうな。仕方がない。」と割り切って考えることをおすすめします。
なぜなら、仕事の改善案や業務効率化の一環として状況を共有している可能性があり、つぎさんを頭ごなしに悪く言っているとは限らないからです。

例)
◆「ミスが多くて困ってるんだよね。」
⇒ 状況報告

◆「いつもつぎさんのところで滞ってるから、フォロー入れないとマズいよね。」
⇒ 改善提案

◆「もっとこうすればいいのに、あの作業がうまくできないみたいなんだよね。」
⇒ 人材育成

多かれ少なかれ職場では、上記のような「今抱えている問題点」と「人を評価すること」を交えた会話が繰り広げられています。

ですから「自分のことを悪く言っているんだ……」と深刻に受け止めてしまうのではなく、
「そんな風に評価されているんだ。この件は注意しよう。」
「怒られてしまうことに対しての改善方法を考え報告し、実行していこう。」など、
指摘を逆手にとって「もっと成長するんだ」という気持ちで捉えてみてはいかがでしょうか。

社会人として相応しくない言動などの陰口の場合は直そうと心掛けることが大切です。
しかし人の顔などの見た目についての陰口だった場合は「そういうところで人を判断するんだな。価値観合わないな。」とスルーするスキルを身につけましょう。

2. 人それぞれの考え方・価値観がある

もしかしたらつぎさんの話をしていた人の中には「悪い事しちゃったな。」「聞かれちゃったかな。」「ひどく傷つけてしまっていたらどうしよう。」と気に病んでいる人もいると思いますよ。

人間はみんな完璧ではありませんよね。
仕事でイライラすると悪口を言ってしまう性格なのかもしれませんし、気が弱く反論できないため悪口に同調してしまう性格だったり。

人それぞれ長所や短所があり、価値観も異なります。
職場には色々な人がいます、自分に合う人ばかりではありません。

「ぴったり合わなくて当たり前、理解されないこともある!」と割り切ると楽ですよ!

3. 職場に「仲良し」を求めすぎない

自分のことを陰でコソコソ言われていたショックで「職場に居づらい」と思ってしまう気持ちは分かります。
いい職場だと思っていたら尚更ですよね。

働く上で「職場の雰囲気がよい」「人間関係が良好」これに越したことはありませんが、職場は仲良しごっこをするところではないです。

自分のことを悪く言う人とは距離を保ってサラッと付き合うようにしましょう。
今回のことでその人たちを避けたくなる気持ちも分かりますが、そのことで職場の雰囲気が悪くなるのは余計なストレスになります。
ここはつぎさんが大人になって、仕事上の付き合いをすればいいです。
気の合う人達と交流を持ち、堂々としていましょう。

そうするうちに時間が解決してくれることもありますし、完全に交流を絶たないことでひょんなことから誤解が解けたり、理解しあえたりするものです。

4. 誰かに話を聞いてもらう!吐き出すのが1番!

「死にたいほど嫌です」という相談文から、つぎさんのがひとりで抱え込んで鬱状態に陥ってしまわないか、それが何より心配です。

1人で悩まずに、家族や友達、信頼できる同僚などに相談してみてください。
「誰にも相談できない」「家族に心配かけたくない」という場合には、厚生労働省の相談窓口『こころの耳電話相談』『こころの耳メール相談』を利用して話を聞いてもらうという方法もあります。

つぎさんが抱えている仕事に関する悩みや「涙が止まらない」「落ち込む」などのメンタルヘルス不調についても相談することが可能です。

働く人の「こころの耳電話相談」では、全国の労働者の皆様やその家族、企業の人事労務担当者の方々からのご相談を電話でお受けいたします。メンタルヘルス不調や、2015年12月から新たに実施されたストレスチェック制度、過重労働による健康障害の防止対策などについての困りごと、お悩みなどをご相談ください。プライバシーは厳守いたしますので、どうぞ安心してご利用ください。

0120-565-455(フリーダイヤル)
月曜日・火曜日 17:00~22:00 / 土曜日・日曜日 10:00~16:00
(祝日、年末年始はのぞく)

知らない相手と電話することに不安を感じるなら、まずはメールで相談してみることをおすすめします。

働く方等、日頃「こころの耳」をご利用いただいている方々に対して心身の不調や不安・悩み等メンタルヘルスに関するメール相談窓口を開設しております。

私は親しい友人や母に愚痴を聞いてもらうことで発散していました。

友人からは「みんな直接口には出さないだけで、心の中では何かしらの不満を持っているんだんだから、そんなのお互いさまじゃん。今回たまたま個人的な心の声が聞こえちゃっただけじゃん。」と言われて、妙に「そうだよなぁ」と納得してしまいました。

母には「まぁそんなこと会社じゃ「あるある」でしょ?そういう自分は完璧なのかって話だよ。直さなきゃいけないところは直して。あとは言わせときな。」とあっけらかんと言われ「大したことないか!」と思えるようになりました。

これらの励ましに救われましたし、話を聞いてもらうことでスッキリ気持ちを切り替えることができたことをつぎさんにもお伝えしたいです。

onayami-soudan


つぎさん、まずは信頼できる人に「こんなことを言われて傷ついたんだよね。今とても辛いし落ち込んでいるんだ。」と吐き出してみてください。
少し楽になりますよ!

そしてどんなに完璧な人も、影では嫉妬の対象になっていたり、何かしら文句を言われているもんです。
みんなそうだと思えば、深刻に考えることもなくなります。

つぎさんが元気にイキイキとお仕事できるようになりますように。
くよくよRoomは応援しています!